TOEICスコアは「気」からの話をしましたが
その「気」の正体はメンタルモデルかもしれません。
メンタルモデル(mental model)とは「誰もが無自覚に持っている、思い込みや価値観」のことです。認知心理学という分野の言葉で、人が何かの思考に到る前提として、メンタルモデルが存在します。
犬に噛まれた経験がある人は、犬を見たときに「噛まれるかもしれない」と感じますが、家で犬を飼っている等で常に犬と一緒にいる環境で暮らしてきた人にとっては、「可愛い!」と感じるでしょう。犬を見たときに、その人の脳が「犬=怖い」として処理するか、「犬=可愛い」として処理するかは、人それぞれの経験によるメンタルモデルにより違います。
TOEICスコアの例で言えば
過去の私の周りにはTOEIC満点の人はおらず、英語教育を生業としている人や外資系企業社員、帰国子女などしか取れないのだろうと勝手に思い込んでました。
過去の経験⬇️周りにTOEIC満点の人はいない
メンタルモデル⬇️TOEIC満点は難しい
思考⬇️TOEIC満点は自分には無理だ
行動⬇️英語はもうこの辺で諦めよう
しかしこのメンタルモデルは書き換える事が出来る様です。
過去の経験⬇️周りにTOEIC満点の人がおおい
メンタルモデル⬇️TOEIC満点は難しくない
思考⬇️TOEIC満点は自分にも取れる
行動⬇️TOEIC毎回受験してみる
ある日書店に平積みされていた
社会人英語部の衝撃 と言う本を手にしました。
そこには英語教育を生業としている人や外資系企業社員、帰国子女ではない普通の人々がTOEIC満点を目指してスコアを上げていく様子が書かれていました。そしてそれは作り話ではなく実際に存在する人達である事もわかりました。
SNSやブログなどを調べて、その人たちが集まる勉強会やイベント等に参加してみました。今でもXやブログなどにで活躍されている様子を見ることができます。
Xなどにいる多くの満点の人達のツイートなどを見てると過去の自分のメンタルモデルは事実では無かった事がわかります。
社会人英語部の衝撃にもこんなセリフがある。
満点なんて、本当に、人間わざじゃないですって!
私もそんなふうに思ってました。
皆さんも自分のメンタルモデルを認知して、修正してみませんか?