こんにちは。
元日はアーリントン国立墓地Arlington National Cemetery ともう一つ、
海兵隊戦争記念碑Marine Corps War Memorial を訪れました。
これらはすぐ隣同士にあって、Cemetery から乗ったトローリーバスツアーの1番目が海兵隊記念碑がある駅でした。後で訪れる予定が、先に行くことができました。
一度Cemeteryを出て少し歩きます。
Cemeteryのゲートでは空港並みのセキュリティチェックを受けなければいけません。
ここは硫黄島メモリアル Ioujima Memorial とも呼ばれています。
硫黄島の戦いは映画でも知られていますが、この島は日本とアメリカにとって戦略的な島だった為、両国ともに莫大な犠牲者を払って戦いを続け、アメリカ軍が勝利し占領した島、
と記憶しています。
この巨大な記念碑について少し調べてみました。
1945年2月23日、勝利したアメリカの海兵隊員が、硫黄島の摺鉢山の山頂に星条旗を掲げたところを撮った写真があるのですが、それを元にしてこの像が作られたそうです。6人いますが、そのうち生き残った3人の兵士の協力と証言のもと作られ、彼らもこの中にいるそうです。そしてこの像は硫黄島の戦闘のみならず、これまでの全ての戦争で命を落とした米国の海兵隊員を慰霊する碑なのだそうです。
それで、海兵隊戦争記念碑 Marine Corps War Memorial なのですね。
ワシントンDCには戦争の記念碑がいくつもあります。
このように兵士の様子をリアルに表現したものでは朝鮮戦争記念碑もそうです。私の中でこの2つはとても印象深いものでした。ここは渡米してすぐに訪れたきりでしたが、巨大でやはり迫力あります。
人がいるとどれだけ巨大かがわかりますね。
そして、Ioujima(硫黄島)という日本の地名は、Hiroshima,Nagasakiと同じように、太平洋戦争集結を象徴する出来事として多くのアメリカ人に知られていると感じています。
こちらがモデルとなった写真です。
WikipediA Marine Corps War Memorial より
日本とゆかりのある記念碑であり、写真では伝えきれないとても迫力がある像です。アーリントン国立墓地と合わせて見に行かれると良いと思います。
この一帯からはポトマック川の向こうのワシントンDCに建つ、リンカーン・メモリアル、ワシントンDCモニュメント、そして国会議事堂が一直線に見渡せるエリアでもあります。
元旦に訪れたアーリントン国立墓地と硫黄島メモリアルは、昨年10月日本から遊びに来てくれた友人親子と最後の日に行く予定の場所でした。残念ながらその日DC最大のマラソン大会の日で、硫黄島メモリアルがスタートとフィニッシュになっていたらしくどこも侵入禁止で行くことができなかったのでした。やっぱり友人親子に見せたかったなぁと思いました。
朝鮮戦争記念碑(コリアンメモリアル)を訪れた記事