先日、田舎の細道で車の運転中

車のタイヤが外れました。

外れたタイヤは転がっていき

道路沿いの用水路に落ち

下流へ流れていってしまいました。

同乗していた小さい娘が

「タイヤがぁぁぁぁぁ~流れていくぅぅぅぅ」

と叫んでいました。


幸い怪我人はいませんでしたが

タイヤのナットはしっかり締めましょう。

そのタイヤは2日前に自分で交換したタイヤでした。。。



ちなみにタイヤは翌日、下流の水門のところで陸に上がってました。
誰かが引っかかっていたタイヤを上げてくれたのでしょう。
ありがとうございました。





最近よくある質問

「教育資金の一括贈与と結婚・子育て資金の一括贈与について」


基本的な制度の話は国税庁ホームページを見て下さい。



私が思う気づきにくいポイントは3つ

異なる部分だけ比較。

           教育資金        結婚・子育て資金


受贈者       30歳未満        20歳以上50歳未満

非課税限度     1,500万円        1,000万円
       (うち学校以外500万円)  (うち結婚資金300万円)

終了       受贈者30歳         受贈者50歳
          受贈者死亡         受贈者死亡
          残高0円で終了の合意   残高0円で終了の合意

贈与者死亡時    なし※          相続税
の課税


※ただし、受贈者が30歳になったときに残高がある場合は贈与税の課税対象となり、この場合に30歳になってから3年以内に贈与者死亡の場合は生前贈与加算の対象


ポイント1は贈与者死亡時の取扱いです。

同じ一括贈与でも、相続税がかかる場合とかからない場合が出てきそうです。
相続税がかかるのでは一括贈与のメリットが少なすぎます。



     


ポイント2は一括贈与は必要なのか?という点です。

もともと、扶養義務者から生活費や教育費に充てるために取得した財産で、通常必要と認められるものについては贈与税がかかりません。

つまり教育費も結婚費用も子育て費用も常識的な金額をその都度支払えば贈与税はかかりません。

結婚式や披露宴などの費用を親が負担する場合も常識的な内容と金額であれば贈与税はかかりません。

(ただし、上記の目的で贈与を受けたお金を貯蓄したり株式投資など別の目的で使用すると贈与税がかかります)

祖父母がお孫さんに贈与しすぎると老後の生活に不安が出る場合があります。

個人的には贈与はその都度行うほうが良い場合が多いと思います。




ポイント3は孫同士の不公平感と円満な相続です。

1人の孫に贈与すると、他の孫も欲しがります。

最初の贈与のタイミングで全体の公平感を考える必要があります。

果たして公平に贈与出来るのか?その場合、老後のお金は残るのか?

円満な相続を迎えるのも大切なポイントです。





ここからは事例で考えるポイントを整理してみます。


祖父80歳 預金7,000万円  その他財産あり

孫20歳 大学生、未婚


贈与する場合①教育資金②結婚・子育て資金②その都度贈与のどれを選び、いくら贈与しますか?


①教育資金
・男性の平均寿命は80.21歳・・・相続税が節税できる
・祖父の健康状態や介護費、年金などを考慮して老後の資金はいくら必要?
・子は既に大学生。教育資金はあまり必要でない?


②結婚・子育て資金
・男性の平均寿命は80.21歳・・・相続税がかかる可能性大
・祖父の健康状態や介護費、年金などを考慮して老後の資金はいくら必要?
・将来結婚するなら資金は大きく必要


③その都度贈与
・男性の平均寿命は80.21歳・・・相続財産を取得しなければ生前贈与加算は無い
・預金が多いので相続税が心配。贈与税を納めてでも贈与した方がいいかも。
・老後の資金は心配無い
・将来、認知症などで贈与が成立しない危険性は?


個人的な結論 通常はその都度贈与、贈与者が高齢の場合は必要な範囲内で教育資金の一括贈与も検討