奈良旅の続きです。

11月6日お昼過ぎ、定期観光バスを奈良駅で降りて、朝買ったバスの木簡フリーパスで、うわさの「まるかつ」さんへ。平日ランチ850円のボリューム感。噂通りサクッと胃もたれしないヒレカツと唐揚げのセット。豚汁に変更して大正解でした。 壁一面の店長さんの標語。飽きません。(^^)


食後はバスで近鉄奈良駅まで戻り、興福寺へ。まずは東金堂へ伺い、いつもTwitterを通じてコロナ禍早期収束祈願をさせていただいているお礼のお参りに。(トップ写真)目を閉じてお祈りする間、白い光が目の前に広がっていくイメージがあり、あ、歓迎していただいている、と勝手に受け取り感謝。そして特別公開中だった北円堂へ。

看板の写真右が北円堂の弥勒如来さま。
無著・世親菩薩立像も控え、お参りごぐるぐるお顔、お姿と拝見してしまいました。

そして「地下の正倉院展」をみるべく平城宮跡資料館へ急行。閉館時間が迫り、せかせかとでしたが長屋王邸跡から発掘された木簡など拝見。それから平城宮跡を朱雀門方面へ徒歩移動。この時間が黄金色で、素晴らしい時間でした。










奈良市民の皆様が、よくぞこの場所を大切にしてくださったと訪れるたびに思います。
ひかり、風、大地、空。雄大で厳しくて暖かい。
小さいヒトとして宇宙に存在しているこの瞬間にただ感謝しかありません。


 

 

 

 

 

11月6日から9日、奈良に行ってきました。

 目的は正倉院展、キトラ古墳壁画公開、大和四寺巡礼です。

 

 

 

 

初日は京都で新幹線を降りる直前までスケジュールを決めかねていましたが、

(京博の若冲も見たかったので・・)

思いの外乗換がうまくいきそうだったので、近鉄特急で奈良へ。

定期観光バスの「岩船寺・浄瑠璃寺」コースに当日申込。このときにバス案内所で木簡型の一日フリーパスも買っておきました。

 

 

 

 

 

 

 

岩船寺・浄瑠璃寺は高校の修学旅行の地でしたが、県境を越えて京都府木津川市となります。バスは東大寺を横目に北へ。山背の国って実感。

 

岩船寺はあまり印象が変わらなかったというか、ひっそりとした山のお寺でした。観光バスなのでご住職が本堂で説明をしてくださいます。

文化財保護や管理については国に頼らずに檀家さん30数軒とご祈祷などの収入でなさっているそうです。仏様を博物館などにお移ししたくないという理由でした。

秘仏の御開帳もありいい時期におまいりできました。

 

 

 

 

 

 

浄瑠璃寺までの移動もバスで。石仏を見ながらハイキングもいいのですが、とりあえず楽しちゃいます。

 

浄瑠璃寺でもお寺さんからお話をいただき、まずは現世の三重塔からお参り。彼岸の阿弥陀堂がとても美しいです。池の周りは平成時代に改修されたとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在九体阿弥陀のセンターご本尊はお国の力を借りて修理中。かわりに秘仏の大日如来が鎮座されています。岩船寺とは違い、文化財保護のためにはすべての手段を使いつくすというお寺の姿勢だそうです。どちらも現在は西大寺系列の真言律宗ですが、それぞれのお寺の考え方を貫かれています。勉強になりました。

 

 

 

 

バスツアーは約3時間。あっという間に近鉄・JR奈良駅前に戻ります。キャリーバックをバスに積み込んだままでラクラク、今回の宿泊地に近いJR奈良駅前に到着しました。ちなみにこのツアー、gotoキャンペーン適用で2000円以下でした。交通不便な場所に行くのに効率的に回れ助かりました。

 

東博「桃山」展
 
 台風も逸れたし、今日なら当日予約可能かな?で直前ネット予約。空いてて快適。
 
個人的見所は岩佐又兵衛の豊国祭礼図屏風。秀吉七回忌の豊国神社と方広寺大仏殿を描いたもの。たっくさんの町人や武士がお祭り騒ぎ。それぞれの表情が細かくて。岩佐又兵衛はその出生も唸るけど少し風刺が入っていて粋。
 
 それから伊達政宗の甲冑。赤銅に藍の縫い目が洒落者だなぁ。
 
 出口直前の二条城の松の襖絵。これってあれでしょ、大政奉還の松の間の、時代劇セットで真似されるあれ。現地に行っても暗くて遠くか横でしか見られないのに、いまなら金箔の貼り跡もくっきり見られます。歴史に残る大事件をたくさん見てきたであろう襖絵、ちょっと俯瞰するには距離が足りなかったけれど、空いてたから、何回も戻って見てしまった。感染予防のため90分を目安にご覧くださいと掲示されているけど、無理。
 
 若い方々には刀剣の展示が楽しめるようです。ザビエルあり、信長、秀吉、家康あり、蒔絵や螺鈿、能装束あり。金箔で眩しい展示でした。展示入れ替えがありすぎるのが難。
 
 


ビル建設のため、本日限り閉店となる新宿西口のメトロ食堂街。
昨日仕事帰りに急に思い出して新宿で途中下車。
更科の蕎麦、つな八のカウンターの天丼、フルーツパーラー、スイパラのラーメンケーキ、追分だんご、神戸屋、炭繪、世界の木の実‥。それぞれに学生時代からの思い出があります。




↑のラーメン、そば、うどんは甘いケーキですよ。子が小さいときびっくりしてました。

昨夜は思い出のパーコー麺を万世麺店でずるずる。変わらぬ美味しさ。カウンターも年期が入ってます。地下迷路に疲れて万世飛び込み、みたいなことが多々ありました。笑


すぐ階段下のこの地下通路もまもなくなくなり、新しく西口改札あとにできた自由通路に置き換えられるのですね。(写真は通路側から見上げています。)
いままでの「普通」がまた歴史になっていきます。








お久しぶりの投稿です。

いろいろありまして間が空きましたが、そろそろ復活です。

ちょこちょこと東博や西洋美術館などには行っていたのですがそれはまたおいおい書きます。

 

さて、奈良国立博物館の【正倉院展】今年は完全に期日指定入場となり、今朝からチケットぴあなどで入場券販売中です。状況が許せば東京から駆け付けたいと思っていましたので、さっそく自分の分は確保。よかった。もう売り切れ時間帯も出ているようです。

 

昨今の状況で、博物館、美術館のほとんどが時間指定制になり、ふらっと立ち寄っていた私にはなんとなく息苦しいのですが、そのぶん入場後は快適に観覧できることも多く、これはよろこばしいことです。

でも、急な対応だったせいか、販売システムがみんな違い、スマホのQRコードをかざして入れる東博以外は、一度コンビニで発券しなきゃならなかったり(奈良博ほか、システム手数料と発券手数料がかかる)不便なので統一してほしい気もしますね。

 

奈良大通信の試験は今年度は自宅試験になってしまって、リビングルーム勉強派の私には家族のいる日曜日の試験は集中できそうもない。まあ勉強すら進んでいないので、ここは正倉院展に関連してまた読書を進めたいところです。

奈良博の正倉院展のサイトを以下にリンクします。冒頭の写真は2019の正倉院と奈良博です。

 

 

 

https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2020toku/shosoin/2020shosoin_index.html