「神様の御用人」我々の愛読書。
これを読んだら大抵、出雲大社には行ってみたくなるもの。
大国主神がかなり面白いキャラで描かれているから。
去年2回、計画はしたのだが私が風邪をひいたり手術があったりで行けず。
面白いキャラと喜んでたから所謂「呼ばれなかった」のか??
時間を有効に使おうと、大阪から岡山まで行って、一泊して特急やくも1号、朝早いのに乗ることにした。
新大阪から岡山まではのぞみでは45分くらいなので、ゆっくり弁当を食べたいとあえてひかりに乗った。
私は水了軒の汽車弁当、相方は春御膳にする。
駅弁ってあれこれ入っててほんとに楽しいよね。
岡山ではたまたま入った居酒屋が大当たりで、おいしい夕食となった。
黄ニラが有名なのは知らず。やわらかで美味しい!香りもきつくないのだ。
タコのぬた、卵焼きに入ったのを頂く。
特急やくも!
数年前に一度、備中高梁までは乗ったのだ。仕事でそのあたりに行っていた相方と待ち合わせ。
今回は松江まで行く。
伯備線は高梁川の景色がよい。エメラルド色の川がずっと続く。
私は車酔いしないのでぴんと来ないが、確かに川に沿ってうねうね曲がるので、苦手な人は酔うのかも。有名らしい。
やくもの新型車両は、酔いやすさ解消のためセンサーで車体を傾ける型になっているそうで、最大23%改善になっているとか。
松江からはレンタカーで宍道湖に沿って出雲まで。
残念ながら前日から雨がちな天気、とはいっても山陰地方なら普通なのだろう。
まずは出雲そばランチ。
献上そばで知られる羽根屋さん、1時間ほど待って入る。さすがGW、でも蕎麦屋はたいがい回転が速いものだ。
三段の割子そばに豆腐や天ぷら、とろろご飯、名物しじみの味噌汁などついたセットを頂く。
間違いないお味、お値段もリーズナブルだ。
出雲大社。
さすがの迫力。
創建時は高層の神殿で奈良の大仏殿より高かったという話。
下がっていく参道は珍しいものだそうだ。
ふと、京都の泉涌寺を思い出した。
敷地も広々している。天気はいまひとつだが参拝者は多い。といってもごった返すというほどではないので、快適。
山々が多いので、このすぐ向こうが海、って感じはしないのが不思議。
いよいよあの、注連縄だ。
・・・思ったより小さい?
と思ったのは拝殿のほうの注連縄だった。
おっ、大国主神がおられるではないか。
「神様の御用人」では、白いパーカを着こなすイケメンとして描かれているが・・・
さて、そろそろお宿に向かわなければ。
玉造温泉は日本最古の「美肌の湯」だそうで。
さらっとしたお湯だ。
お風呂の湯が出るところには温泉成分の湯の花がびっしりついていた。かなり成分が豊富なのだろう。
こちらは貸切のお風呂。
大浴場には露天風呂もあり、雨は入ってきたけどよい気分。
温泉宿というと楽しみなのが夕食。
こちらは日本海らしくのどぐろがよく出てくる。
相方と私の好物だ。
木の芽焼き、なかなか合うものだ。
面白いデザート、桜の葉の天ぷら。これはなかなかの工夫。名残の桜というところ。
翌日は前日時間切れで行けなかった稲佐の浜へ。こちらの砂を出雲大社にもっていき、素戔嗚尊の社にある砂と交換するのだ。
我々はそれは知らず、「砂をジップロックに入れてる人はなにやってんだろう」と思っていたのだが。
天気は前日より悪く、風がすごい!!飛ばされそう!!寒い!!
こちらは夕日が見どころだそう、また来てみたいものだ。
出雲大社門前町へ戻る。
雨の中、お土産探ししつつぜんざいのお店に入る。
出雲がぜんざいの発祥地とは知らず。
10月の神在月に振舞われた神在餅がなまってぜんざいに変わったとか。
面白いものだ。
あっさり目のぜんざいに、お餅が紅白はいるのが出雲ぜんざいの特徴らしい。
ゆず大根のお漬物がついてくる。京都だと塩昆布だが、これもさっぱりしてよい。
甘いものが苦手な相方も全部平らげていた。
帰り道は再び特急やくも、こちらからのお弁当はなににしようか?
あれこれ検討の挙句、相方はのどぐろ系、私はしじみ系、ということにする。
しじみや、あさりのごはんはたいてい甘口で飽きがくるものだが、このしじみはいい具合に煮てあって甘すぎず、すし飯に合う。
当たり!のどぐろは幾分、「ままかり」風の味でいまひとつのどぐろ感なかったのが残念。高かったんだけど・・・
おなか一杯になったところでなんと、
伯備線運転見合わせ!!
嘘!!
風が強かったせいか、岡山までの間で倒木があるらしく・・・う~ん、でもどうしようもない。
1時間ほどで動くらしい。
あ、乗ってみたいと思っていたサンライズ出雲が向かいのホームで足止めされてる。
向こうもやれやれと思っているだろうな。
我々も岡山の新幹線接続間に合わない。
まあ、どうぜGW休暇中、急ぐ旅でもない。
こんどはいつか、このサンライズ出雲に乗って行きたいなあ・・・なかなか予約とれないらしいけれど。





















