ローカロリーで美肌に嬉しいアーモンドの栄養たっぷり、アーモンドミルク(orカシューナッツミルク)の作り方。

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用意するものは生アーモンドと水のみです。

なければ素焼きアーモンドでもよいです。

(生アーモンドは製菓材料店やクオカなどで手軽に手に入りますし、ママパン、Amazon、楽天などでもオーガニックのものが購入できます。比較的安いです。)


1、アーモンドまたはカシューナッツ1カップを一晩水に浸す。


生のナッツには酵素抑制物質という人体にとって毒になるもの(=アク)が含まれているので、必ず水に一晩浸してアク抜きをすること。

(アーモンドは12時間。カシューナッツの場合は2~3時間で大丈夫。)

玄米、豆、野菜、芋、どんな植物にも外敵から身を守る生物毒(=アク)というものが含まれているので、アク抜きはいずれにせよ必要なのです。


2、浸水後、アクの出た水を捨ててから、新しい水3カップと一緒にミキサーにかける。


3、布巾やガーゼ等でこし、ギュッとミルクをしぼったら完成。


アーモンド1カップからミルクが3カップ(600cc)もしぼれちゃいます!

テクスチャはさらさら軽め。

もっと濃いミルク感を味わいたい時は、水を2~2.5カップに。

カフェラテにするなら濃いめのほうがいいかな。


残った搾りカスはアーモンドパルプといい、食物繊維がいっぱい。

そのままアーモンドプードルとしてクッキーやマフィン、タルト生地などお菓子作りに使えます。


しぼりたてのアーモンドミルクはほんのり甘みがあって、カフェオレやミルクティー、ホットココアにもぴったり。


これで杏仁豆腐を作ってもおいしい!

パンケーキを焼いてもおいしい!

ポタージュスープもアーモンドミルクやカシューミルクで作ると優しい味わい♪

豆乳だと豆臭さが気になるって方には良いかも。


アーモンドミルクは豆乳より断然飲みやすいのと、豆乳の大豆アレルギーやミネラル阻害物質、甲状腺腫誘発物質といった発芽毒、そして遺伝子組み換え大豆の心配をする必要がないので、海外では豆乳よりナッツミルクが主流。

(豆乳をガブガブ飲みすぎるのは安定ヨウ素の過剰摂取にも繋がってしまいます。)

ヴィーガンなレシピには、アーモンドミルクやカシュークリームやナッツチーズを多用します(ナッツチーズの作り方はまた今度)。


海外だとこんなビン入りのものをよく見かけるんだけど、日本だとまだまだ高い。 

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なので、自分で作って牛乳ビンにいれておくのが安上がり。


大豆は中国4千年の歴史の中で、しっかり発酵させて味噌・醤油にするか、水にさらして(発芽毒のアクを抜いて)豆腐にすれば食べられるんだということを発見したわけで。

美味しく食べる知恵は、安全に食べる知恵でもあったわけですね。


昔から豆乳自体はあったけど、生の豆乳を牛乳の代わりに毎日ゴクゴク飲むというのはここ最近10年くらいの浅い歴史。

人体にはまだまだ未知数。


アーモンドなどナッツ類は抗酸化作用や栄養価が豊富な代わりに、やはり食べ過ぎればオメガ6の過剰摂取につながり、アレルギーや免疫系への負担になります。


そして牛乳は、言うまでもなく「牛の血液」であり、産まれたばかりの牛の赤ちゃんがホルモンと免疫を獲得するための液体であり、人間(ましてや成人した人間)が飲むものではないとな。

特に日本人は乳製品を分解する酵素を持ち得ていないので、飲んでもほとんど消化できない。


豆乳・牛乳・ナッツミルク、どんな食材でも過剰に摂取するのは体に良くありませんので、適量をおいしく楽しみましょ。

暮らしの中のバランス、バランス。


いずれも嗜好品としての役割はとても大きいわけで。

息抜きは「生き抜き」。

おいしいものでホッとすることも大切ですもん。


最近私はアーモンドミルクでいれたカフェオレに、マロンペースト(またはマロンジャム)とシナモンをいれて飲むのがお気に入り。

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おうちでアーモンドマロンラテ。

ほっこりしておすすめです~。