寝かせ玄米と、とろろ納豆でおはようございます。



玄米は体を温めて、白米は体を冷やす。
だから玄米には野菜のおかずが合うけど、肉のおかずは合わない。
玄米+肉だと体が熱くなりすぎるから。
だから牛丼には白米だし、卵かけご飯には白米なのね。

あと、男の人は固く筋肉質で、熱があり、陽性体質だから、玄米より白米が好き。
女性は柔らかく、白く、冷え体質の陰性。

男性や陽性体質の子供に(食べたくない時に)玄米を強要すると、逆に体を冷やそうとお菓子やジュースを欲するようになる。
体が欲していない時は、むしろ白米のほうが体調は保てる。
(ただ、今はビールや加工品、白砂糖の摂りすぎで、男性や子供でも陰性体質の人は多い。)

そうやって人は体の中庸のバランスをとっている。
やみくもに玄米を食べればいいというわけじゃなく。

卵かけご飯やの時に体が白米を欲するのも、ちゃんと意味があるんだね。
陰と陽って奥深いよねー。

だから男性は、陽性が強い食品はなるべく控えたい。
肉とか塩分の強いもの。
血管つまって、血がドロドロにならないよう。
男性に必要なものはカリウムの多い野菜・果物や、酸味のあるもの。

反対に女性は、陰性が強い食品は控えたい。
甘いものや牛乳、コーヒー、南国のフルーツ、女性が好きなものは、冷え性や婦人科系トラブルの原因になるものばかり。
甘いもので体はゆるみ、カリウムの取りすぎで熱が奪われて冷える。
女性に足りないのはミネラル。
陽性のミネラル豊富な自然塩や海藻。

男性は減塩したほうがいいかもしれないが、女性があまりにも減塩に気をつけすぎると体調を崩します。

ミネラルたっぷりの海塩は体を温める。
体を極端に冷やすスイカやトマトには塩をふって食べるし、
キュウリや茄子は漬物にして食べるんですよね。
(カリウムが多すぎるものは、ナトリウムを補足して体内のバランスをとる。)

大豆・豆乳・豆腐は体を冷やす、逆に発酵させた味噌は体を温める。
だから煮豆には体を温める昆布やにんじんを入れて煮るし、
豆腐にはネギなど薬味を添えたり、味噌汁に入れたりする。
体を冷やすうどん(白い小麦粉)には、ネギをのせて食べる。

人は体温を下げすぎてしまうものは、そうやってバランスをとって食べてきた。
というか、
四季の生活の中で安全に食べる術を知っていた訳ですね。

しかも、おいしく、楽しみながら。

欧州の人はローストビーフや肉料理にじゃがいもを添えますよね(じゃがいもは体温を下げる。あ、肉じゃがもそういったバランスだ!)。
焼肉食べた後にアイスが食べたくなるのも、極端に熱くなりすぎた体を冷やしたいと思うからなんだと。

焼き肉にアイスとか、スムージーにベーコンサンドみたいな、温・冷の振れ幅が極端に振れてしまうものは体にムリをさせちゃうから、何事も「変な食べ過ぎ」はよくないね。

変な振れ幅の典型的な例が学校給食。
豚汁や酢豚に牛乳とか、
うどんにフルーツサラダ、
春雨サラダにジャムパン、
筑前煮にロールパンに乳酸菌飲料…。

栄養士さんたちの「栄養を考えた?」献立・・、
家でこんな献立絶対作らないだろう。
カロリーと食品栄養ピラミッドだけで組み立てるとこういうことになっちゃうっていう、悪い例にしか見えないよぉ。

旬のものを風土に合った食べ方で、家族そろって「いただきます!」って食べたら、とにかく間違いない。
食事の基本ですね。
給食も、もっと「普通の食事」に変えてほしいな・・。

さて、今日もごはんを作りましょ。