「誰かの幸せ」、観ました▼
予告編▼
【解説】
愛情や友情で結ばれた4人の男女の関係性が1人の成功をきっかけに変化していく様子を描いたフランス発の群像コメディ。パリ郊外にあるショッピングモールのブティック店員レアと恋人マルク、レアの幼なじみで親友のカリーヌと夫フランシスの4人は、深い友情で結ばれていた。モール内での人間観察が趣味のレアは、その内容をもとに1冊の小説を書き上げる。小説は大手出版社から出版されベストセラーとなるが、マルクやカリーヌはレアの成功を素直に喜べず、4人の距離は少しずつ離れていく。出演は「アーティスト」のベレニス・ベジョ、「ブラック・スワン」のバンサン・カッセル、「エール!」のフランソワ・ダミアン。「シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ」のダニエル・コーエンが監督・脚本を手がけた。
大好きな俳優しか出ていない映画。
これはいけるぞっっと選んでみました。
ここに登場する4人の深層心理は、「そうそう、あるある」がちりばめられています。時にはその心理がわかりすぎて、ちょっと胸が締め付けられる場面も。
ちなみに映画としてかなりの脚色してあり、主人公のレアとその他3人の方はもともと性格が違い、お友達になりそうもない方々として描かれています(笑)
ま、映画や文学でおなじみの、わかりやすい人物の対比です(笑)
さて、それはさておき.....
- 自分より才能がないと思っていた友人の成功を素直に喜べない自分。
- 自分の夢を追い続け成功したいという欲望。
これ、2つとも自分に当てはまるので、「そうそう....」とうなずきながら感情移入しちゃいました。
私自身、最初のキャリアを捨て、今の職業に移行した際、周りの反応がレアの友達のものと似ていたし、心の奥底にある私の嫉妬心はこのお友達3人の変な焦りに似ています(笑)
そうなんです。
レアの心理と言うより、この友人たちの心理にうなずけるのです。
レアの成功により、レア以外の登場人物が変わっていきます......
友人関係って案外こんなものかもしれません。
観ていて「スカッ」と笑えるタイプのコメディーではないので、観るタイミングを選ぶ作品です。
もやもやっとした状態が続きますが、最後フランソワ・ダミアンが〆てくれます。
ラストはいい感じ。
評判のCLEの仏テキスト
会話▼
A1
A2B1
B2C1
語彙▼
A1
A2B1
B2C1
C1C2
文法▼
A2B1
B1B2
B2C2