5年半くらい前、風が1年生で野球を始めたばかりの記事です
ふと読み返していて、あ~~何となく忘れていたけれど、やっぱり風は小さい時から風だったんだなぁって…当たり前だけど
3人少年野球でお世話になったけれど、草は3年生の時に自分からやりたいと言い出して始めて、幹は「やる」という方向に誘導したかのような流れで始めて、風はもう自分はやるもんだと何の迷いもなく始めて、始め方も様々だったし、かかわり方も様々でした
やりたいと言った草が一番苦しんだ時代があったり、意外に幹は一度も嫌だと言わなかったり(目的が友達と遊ぶためであっても)…ただ、一人、何のブレもなく、最初っから今に至るまで、本当にただただ純粋に野球が好きなんだと、見ているほうにも伝わる安心感…それを感じられたのは風が初めてでした
運動神経は3人の中でも一番鈍く、変わっているのは生まれながらの左利きということだけ
ただ、先日長くお世話になっている顧問のおじい様(私の父と同じくらいの年齢ですが)が、「不器用な子ほど、一度覚えたら身につくんだよなぁ」ってつぶやいてましたが、ドンくさいからこそ身についたもの、6年かかってやっと少しだけ分かってきた感覚もあるのかもしれません
それを忘れにくいっていうのは、不器用な子の得な部分でもあるそうです不器用、不器用って…けなされているのかしらと最初は思ったけれど
とにかく、風の最大の武器はマイペース、どんな時も、自分のペースで(多分かなりのスローペースですが)のっしのっしと、ぶれずに進んでこれたこと、それが、もうすぐ卒団を迎えるこの時期に、野球の神様から「ここまでよく頑張ったね」ってご褒美をもらえたのかなぁって思います
表彰式で4チームのキャプテンが並んでも、ダントツに小さかった風ですが、私には、この写真の風はとてもたくましく大きく見えます
周りの人に感謝の気持ちを忘れずに、これからも、風は風のペースで、のっしのっしと進んでいってね
カメラマンさんから昨日送っていただいた写真は私の宝物です