昔、ヒルズの美術館デートをしたことがあって、だから主人はここを選んだくれたのだと思いますが、あの日からこんなに時間が経ったなんて信じられないって思いました。
そのくらい、外側は年齢を重ねても、一緒にいるとき自分の中身も主人の中身も変わっていないって思うのです。
普通だったらあんなことやこんなことがあって、その先に今日があるんだなーって感じになりそうなものの、全てを吹っ飛ばして、あの日からタイムワープしてはい、今日いまここです、と言われても、そうかも?って思うくらい。
だから、主人といるときは、体重やシワが増えて40過ぎた自分の顔、鏡で見て不思議だなぁって思うし、時々このまま、気づいたら80歳になってた!とかありそう、とか思って。もはやホラー?
すごく不思議な感覚なんですが、
ひとつには、目指してきたゴールがブレてないってことがあるかと思います。
ふたりで幸せでいつづけるためには?をゴールにして、未来から逆算していつもイマココ、状態で生きているので、常に意識してるのは、ゴールと今の2点だけです。
ゴールと、ゴールから逆算したいまの2点しか意識してないので、中間の時間の感覚は曖昧になるのかもしれません。
振り返ることもあまりないし、振り返ってその延長線上で何かを考えることや、反対に先ばかり考えることもあまりないかもしれません。
子どもとの生活もそうで、昨日生まれたと思ったらいきなり今日イマココ、みたいな感覚になることがあって、一瞬ですんごい大きくなってる!みたいな気持ちになりますが、それも、家族とこの子の幸せをゴールにして、そこから遡ってイマココ、という感じでいつも過ごしてきたので、意識してる2点はずっと変わりません。
私にはわりと鮮明に、夫婦で幸せでいつづけることも、子どもたちそれぞれがそれぞれの年代で幸せに生きている姿もいつも見えているんです。
誰かから教わったわけでもなくて、結婚後、いつからかずっとそういう考え方ですが、そのやり方だと、とんでもなく早く時間が過ぎてしまってびっくりします🫢
うまく言えないのですが、
三次元上にたくさんの出来事や経験が点としてプロットされていて、それをどの角度から観るかによって、現れる関数、形が変わってくる、そんなイメージで、自分は常に、どの角度にも移動できるようになってる、という感覚です。
だからそれが常に、緩やかでも右上がりの線を描くような選択をして、そう見えるように、見る角度を調整する感じです。
起こる出来事や点は変えられないものもあるけど、自分が観る角度は100パーセント、自分の自由に決められます。
そしてこれを解説したテレビ番組みたいなものの映像もわりと鮮明に頭の中にあるので、もしかしたら過去にNHKの、ドキュメンタリーとかで見たことがあるものなのかもしれません😂(NHKのドキュメンタリー好きです)
ちなみにこの話、だれからも賛同を得られたことはありません😅が、インターネット上だともしかしたら同じような感覚の人もいらっしゃるのも?と思って書いてみました☺︎
ちなみにこの話は、私の話をかなり深く理解してくれる主人からもイマイチ分からないって言われているのですが、でも私のひとりよがりではなくて、主人も幸せを感じて生きていてくれているようなので、ひとまず、良かったです
この年齢になって思うのは、
人生いろいろ、
夫婦も、親子もいろいろだということ。
よそのことは考えたって分からないのだから、
周りに合わせるより、自分たちの幸せに正直にフォーカスして日々を重ねていいんだなって思っています。
そしていろいろ考えすぎて若い時はよく苦しくなっていた私が、いつのまにかそんなふうに考えるようになったのは、多分主人といたからだなとも思うんですよね。
主人は本当にシンプルで正直な人。
自分のゴールに向かう時に、変な罪悪感とか、不安とか、そういうものはどこかに置いてあって、純粋に全力でゴールに向かって走っていくことを若い時からとても大切にしている人です。
だから私は主人といてきっといつのまにか考え方も変わって、こんなふうになったんだな、こんな幸せもあるんだなってことを結婚式をして15年経ったいま、思っています。