こんにちはニコニコ
今日から新学期です。
毎度、長期休みのあとは学校やだーチューと娘。
いつでも転校していいんだよ、と私たち。
でも帰宅すると、まぁまぁだったという感じで、全然楽しいことなかった!という顔もニコニコしていたりするので、またまた、様子見です。
この人は休み明け毎度このくだりをして高校まで行くのかも?なんて時々思いますが、嫌なことを嫌、ときちんと言えるって大切だし、心が健康な証拠。
親の私たちの方は、油断せず、かといって過信もせず、というステータスに変わりなし、です。
親って、、、チューと思いますが、こんな日々も後になれば全て懐かしい思い出になるのだから、精一杯楽しむつもりです。



娘が学校が嫌な理由は、
さまざまな人がいてさまざまな動きをするから心がついていかない、ってこともあれば、
反対に足並みを揃えることが第一とされる場面もあるので疲れるってこともあるかなと思います。
一定であるようで、一定でないのが人間社会ですから。
そんなとき、家庭でできることのなかでこれが有効かなって思うのが、秩序を体感させるってことです。
登下校、ご飯や入浴、就寝など、ルーティンを慌ただしくしないで余裕を持たせたり、部屋を整頓することだったり。



あとは、改めて大きな視点でこれまで点でつながっていた知識を集結して見せる、ってことも有効です。
秩序正しく成り立っている大きな絵を見せて、その中でいま自分がいるところはココってことを体感させます。
いろいろあるのですが今回は、冬休みに東北旅行へ行ったこともあり、地図を使いました。








宇宙の地図、世界地図、日本地図、東京地図、自分が住んでいる区の地図を用意して、上から貼っていきます。

そして娘に、

いまいるところの本当に正確な住所はなにか知ってる?と聞いてみます。

手紙に書いているのは実は短縮版なんだよ、

本物は長すぎてスペースに入らないから短縮してるんだよ、と話します。

興味を持ったら、

本当に正確な住所で言うと、

宇宙のなかの、

太陽系のなかの、

地球の中の、

日本のなかの、

東京のなかの、

●区の中の、

●●の中の、●丁目のなかの、●だよ、

と話します。

形も確認して、それぞれの地図がもっと大きな地図の一部分を引き延ばしたものだと理解できるように説明します。





そのあとは、

知ってる場所を一緒に探してシールを貼ったり、

例えば沖縄までは飛行機で2時間程度だけど、北海道の方が飛行時間は短かったね、

東京北海道間の方が、沖縄間より地図で見ても短いもんね、などと体験をベースに確認していきます。

アルファベットと数字を使って、それぞれの場所を探しやすくしている地図の索引の機能も見つけて、すごいラブラブラブって感動していました。

娘はちょうどこういうことが響く年齢で、おしゃべりも弾みますニコニコ

娘の表情を見ていると、自分を取り巻く世界や社会が秩序のあるものだということがわかればわかるほど、子どもの心は安心するな、と感じます。





これって、息子が前に行っていた学校はとてもよくやっていてくれたことで、ここからヒントをもらっています。

たまに学校へ行くと、クラスの天井いっぱい使って、宇宙の模型が吊り下げられていたり、歴史年表が縮尺も考慮して上から吊り下げられていたりしました。

このように、それぞれの惑星の大きさや惑星間の距離、また長い人間の歴史も、実際に目で見ることで、またそういったものを実際手を動かして作成することで学んだことを体感させていくことが、本当に上手でした。

娘の学校は、こういう包括的な学び方ではないので、これは家庭で、と思っていますし、こういう方向の話、目新しくて子どもは好きですし、また広い秩序の中で積み上げられた先に今自分がいることが体感できると、子どもってストン、と落ち着くなと思います。




これは多分、

料理でもできると思うし、農業でもできると思うし、旅行でもできるし、、、

これからも子どもと一緒にいろいろ学んで体験していくことが楽しみです。