こちらの記事で、
息子の最近の心境の変化について書きました⬇︎



ところが昨日、
バスから降りるとなんとなく暗い表情。
あちゃー、ここのところ調子良さそうだったのになー汗
どうしたの?と聞くと、
喧嘩した、と。
ほう、なんと👀



4人組の中で、彼をからかってくる子がいる。
(仮にRくんとします)
他の子をからかった場合には、
相手にやめろと言われたらすぐやめるのに、
息子のときだけは、
やめろと言ってもしつこくやめないそう。
自分だけ馬鹿にされているようで、
すごく不愉快だと言っていました。
からかわなければいいやつなんだけど、と。
そんな彼がまた体育の授業のあと更衣室で、
ドッヂボールで負けた息子をからかってきて、
思わず手が出てしまったそうです。
基本自分から人に手を出すタイプではないので、
びっくり👀
そしてRくんから反撃にみぞおちを殴られ、
4人組の1人が息子に加勢し、
さらに残りの1人が仲裁に入りその場は終わったそう。
あの大人しい息子が、、、?
争い事とは基本無縁だった息子が、、、?
まるで青春漫画のような話で、
さらにびっくり👀
その後、息子に加勢した子はRくんに謝り、
お前も仲直りしろと言われたけど、
腹が立ちとても謝れなくて、
息子とRくんはその日は距離を保ったまま帰宅。



なぜ浮かない顔をしているの、と聞くと、
気分が悪い、と。
反撃されたことも嫌だったし、
なによりせっかく楽しかった4人組が壊れちゃうのが嫌だそうです。



でも自分からは謝りたくない。
なぜかというと、
自分ばかりからかってくるRにいらついてるから。
あいつだって反省すべき、と。



ということは、
彼になぜ自分のときだけからかいをやめないのか、
それで自分は嫌な思いをしてると伝えないとだよね?と聞くとうん、と。
先生に間に入ってもらう?と聞くと、
今回はいい、とはっきり断られました。
ほう、、、?👀
随分はっきり断るなと思い理由を聞くと、
なぜならRくんは、
誰かに言いつけることを嫌うと分かっているから、
まずは先生に頼らず自分で言ってみると。
ほう👀👀
そんなことできるの??
さらに驚きの連続の母です👀👀
息子はこの話を、
思い出してときどき怒りながら、
またときどき涙目になりながら、
話してくれました。
基本的には穏やかな子であまり感情を大きく見せることはない息子の心が揺れ動いていることが、本当によく分かりました。
なんだか、、、青春だね爆笑




息子はRくんに本当に自分の気持ちを言えるのかな?と思ったけれど、
言えなくても今回はとりあえず見守っていて大丈夫だと思いました。
これだけ自分の気持ちも、
相手のことも、
本当はどうしたいのかも分かっていて、
きちんと説明できて、
自分なりに考えて対応しようとしている。
ここのところ変わったとは感じていたけれど、
正直この変化に驚きました。
1年前だったら、
泣いて帰宅して、僕なんて僕なんて、、、
と落ち込んで、寝てからまた延々と続く寝言のオンパレードだったことでしょう。



結局今日、
Rくんは何事もなかったように絡んできたけれど、
息子は彼に、
「昨日はごめんね。でもあまりからかわないで」と言ったそうです。
Rくんの反応は息子曰く、
ちょっと目が泳いで動揺してたけど、
「あ、うん」と言い、
そのあとはいつものようにからかっては来なかったと。
伝わったみたいだね、良かったウインク



一緒にスクールバスからの帰り道薄暗くなる道を歩きながらこの話を聞いて、
私は思わず涙が出てしまいました。



保育園からここまでずっと、
友達らしい友達ができなかった息子。
相手が友達だと思ってくれていても、
彼はそう思っていなかったり、
彼は友達だと思っていても、
相手は息子のことをそんなに大切にしてくれていなかったり…



一度は諦めて、
私が彼の友達役をやろう、
本当の友達ができるまで。
そう思っていたけれど、、、



ついに本格的に大人への階段を登り出したんだな、
と感じます。



嬉しさ8割、寂しさ2割。



ここまで、長かったな。
いろいろあったな。
息子もうすぐ10歳です。
成人までのちょうど折り返し地点。
これから先の10年も、
泣いて笑って、一緒に楽しく過ごそうね。



これから先は、
べったりではなく、
息子の気持ちを尊重して、
程よい距離感で良い相談相手になれる道を模索していきたいと思います。