発信が怖い。その根底にあるものは〜HSPと怖さについて | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

 HSP/HSC プロデューサー 皆川公美子です。

お仕事をするHSPの方たちのサポートをさせていただいていて
繰り返し繰り返し出会うことがあります。

 

 

それは

「発信することが、怖いんです」

 

という言葉。


起業するとき、

何かの活動をするとき、

発信は必須ですね。

気があう人、

意見や趣味があう人を集めやすい。

 

SNSは

自分の知っている人だけではなくて

友達のつながりのなかで知らなかった人にも出会うことができて

とっても便利なツール。

 

わたしはよく「周波数が合う人」という言葉を使って

類友、を表すのですが

仕事において「周波数が同じ人とつながる」にはSNSで

発信して自分のカラーを強く明確に打ち出していくことが一番の近道です。

 

 

 

でも・・・・いざ発信しようとすると、怖い、という感情が湧く。

 

これはHSPの場合、未来のリスクに意識がいく扁桃体が強い、というもともとの特徴があることはもちろんその原因のひとつなのですが

 

もうひとつの大きな原因のひとつは

 

 

「ちいさいときからの疎外感・アウェイ感」

 

 

トラウマとなっている場合が多いです。

 

 よ〜〜〜〜く思い出してみてください。

小学校のとき

 

「なんでそんな表面的なことばかり話すんだよ」とか

 

「それはこうじゃないの?」などといきなり本質をついてしまって

 

みんなの気配の波が一瞬凍ったり

 

さーーーーっと引いたり、

 

HSPの特に洞察系の方は「気づきすぎセンサー」のツマミを

 

ググーッとさげる、ということをよく行ってきています。

 

大人になってもずっとそうで

 

会社のプロジェクトなどで

 

「それはもう少し根本的なコンセプトを話し合ってからのほうがいいのでは?」

「これでは、コンセンサスがとれてないから動けないと思うんですが」

などと発言して

まわりから

「心配しすぎじゃないですか?」

「考えすぎ」

「ま、行動してください」など言われて落ち込む。

 

だから「気づきセンサーのつまみ」を

つつーーーーーーっと

いつも下げている。

 

 

 

「みんなはどうしておんなじ行動ができるんだろう」

 

「なんで自分だけみんなと違うんだろう」

「もっと普通にならなくちゃ」

 

つきつめて見ていくと

 

こういう心の動きは

2〜3歳から出ている人が多いようです。

ここが大きなトラウマの根っこになっている方が

とっても多い。

 

 

 

 

どうすればいいでしょう。

①トラウマとなっている心のしこりは身体にくっついているので、

専門家の力をかりてトラウマを癒していくか

👉トラウマ治療アプローチ

②世界に対する安心感をすこしずつ増やしていく

小さな成功体験や
小さな才能発見や
つながりの安心感を
感じていく。

👉スモールステップの成功体験を脳に教えてあげる

③身体のしなやかさをふやすストレッチをしたり
筋肉量を増やしていく

👉身体からのアプローチ

 

 

 

アプローチの仕方はいろいろあります。

 

 

怖い、というのは

怖かった自分が残っているだけかもしれません。

今はもう大人で

自分の世界を選んでいけるのに

「めだっちゃいけない」

「もっと普通にならなくちゃ」という
未完了のエネルギーを

手放せないだけかもしれません。

 

解放していけるととっても楽に、軽くなります💕

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・

社会で急激に必要とされ始めているHSPを伝える側になりませんか。

HSPをもっと詳しく知りたい、方にも。

9〜10月開講予定。

 

 

【HSPが働く、ということに夢のある現場をつくりたい】
https://ameblo.jp/kumikokkkn/entry-12497536102.html