HSP洞察系の方におすすめしたいベストセラー「メモの魔力」〜仕事の成功は自分を知り尽くすこと | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

HSP/HSCプロデューサー 皆川公美子です。

今日は最近ベストセラーになっているこの本をご紹介したいと思います。

 

 

“僕にとってメモとは、生き方そのものです。
メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。
メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。
メモによって夢を持ち、熱が生まれる。
その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。
誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いてない
「本当のメモの世界」へ、ようこそ"
(「序章『メモの魔力』を持てば世界に敵はいない」より)
 

 

前田裕二さんをご存知でしょうか?

今や飛ぶ鳥を落とす勢い、

アーティスト、アイドル、モデルなどの配信が無料で視聴・応援できる。そして、誰でも配信者になれる。画期的な仮想ライブ空間の「SHOWROOM」を創り出した代表取締役社長の前田さん。

 

モバゲーなどの大ヒットゲームを生み出すDeNAの社長南場さんが、

金融から天才がいるとハンティングしてきて

その会社面接で「僕は3年以内にこの会社をやめます」と言い放ったことでも有名です。

 

エンタメでお金を稼ぐやり方は 第3世代に入っていると言われます。

第一世代:パッケージビジネス(CDなどに対価)90年代半ばまで
第二世代:興行ビジネス(コンテンツを広めてライブでマネタイズ)その後2010年あたりまで?
第三世代:ファンから直接支援してもらうモデル(投げ銭など)

です。

 

現在はこの第3世代に入っており、

たとえばクラウドファウンディングなどもそうですが、

共感を集めて

視聴者や応援者から直接投げ銭をもらう、

というビジネスが市場のなかで大きなうねりを作り出しています。

 

SHOWROOM

アプリは累計約320万ダウンロード。会員登録者数は約160万人。(2018年6月現在1年前のデータ)

レギュラー番組

猫舌SHOWROOM(月〜日 21〜23時) では

月曜・西野亮廣、火曜・吉田豪、水曜・乃木坂46、木曜・鈴木おさむ、金曜・指原莉乃、土曜・前田裕二、日曜・堀江貴文   など著名人がパーソナリティをつとめる。

 

・・・・・・・・・・・・

 

前田さんがどのくらい時の人であるか、という説明をしました。

 

前田さんは幼いころに両親をなくし、貧困のなかで学び、

自分の人生をどうつくっていくのかをずっと真剣に考えてこられたのだと思います。 

 

その方法論を詳細に説明しシェアする本として出版されたのが、上記「メモの魔力」です。 

 

 

この本を今日はHSPで洞察系の方にオススメしたいと思います。

(やっと本題です!)


HSP洞察系ってなに?という方はこちらをどうぞ

HSPのなかでも、ものごとの本質や、コンセプト・真理というものに

幼い頃から興味がある一群の人たちのことです。
人の気持ちにセンサーが高い人をわたしは共感系と呼んでいます。

https://ameblo.jp/kumikokkkn/entry-12441646686.html

 

 

この「メモの魔力」という本のなかでショールーム前田さんは

「ものごとの抽象化」ということを全身全霊で語っています。

 

ビジネスは

 

ファクト から

それを抽象化するとどうなるかを導き出し、

それを社会的転用するとどうなるか、というアイデア創出。

である。

 

(前田さんは幼いころからお金を稼ぐために路上ライブをしていましたそ。そこでの気づきをもとにSHOWROOMというサービスをたちあげたときのことを書いています)

ここから転載・・・・・・

 

ファクト

・カバー曲を歌うと、オリジナル曲のときより立ち止まってもらえる。

・立ち止まってもらった人のリクエエストに応えると、グッと仲良くなる。

・そうして仲良くなったあとにオリジナル曲を歌うと。もっとお金がもらえる。

 

抽象化

・仲良くなるには、双方向性が大事。

・人は「うまい歌」ではなく、「絆」にお金を払う。

 

転用

・双方向性があり、絆が生まれる仕組みをネット上に作る。

*それによって、アーティストが自分の力で(リアルよりも効率的に)ファンを増やし、お金を稼ぐことがでっきるようになる。

 

・・・・・・・(転載以上)

 

 

それを生活のすべての場面でやることをオススメしています。

 

そしてそれと同時に、自分を知るための1000の質問を巻末にのせてあります。

 

↑これすごいですよ!ほんとうに凄すぎます。

前田さんは就活の前にこれをすべてやりきったと書いてありましたが

 

そのことは自分を知るということについてどのくらい役にたったか

計り知れません。

 

自分のことに対して、好み、思っていたこと、苦手だったこと、好きだったことなどを

洗いざらい出していくのですが、

その答えだけが成果ではないのです。

 

それを考えて自分の内側に意識を向けていること自体が

ものごとを前進させるのです。

 

自分の洞察力、自分の思考をさらに深めるからです。

ぜひやってみてくださいね。

 

 

 

要するに前田裕二さんが提唱する仕事の成功の方法は、

 

①世の中の成功要素のなかで、まだ誰も見つけていないものを見つけ出す

 

ということと

 

②そのなかで自分の強みと資質でできるものをやる、という

 

この2つの掛け合わせが、あそこまでの巨大な成功をうむのだということを

私自身も、確認しました。

 

 

これからの時代は

意識の時代だと言われています。

 

モノが売れる

モノに興味が集まる、という時代が終わり

 

人の共感によって

お金があつまる時代だ、と。

 

 

洞察力のあるHSPさんにとっては

これからの時代こそ、チャンスです。

 

時代がようやくオレに追いついたぜ!!という感を

持つ方も多いと思います。(笑)

 

 

HSP洞察系の方々へ

 

この本は大いにこれからの仕事人生に役にたつので

ぜひ手にとってご覧くださいませ。

 

 

 

 

なぜすべての人にとってのオススメとして紹介しないか、というと。

のところを最後に書きますね。

 

この物事の抽象化、は誰にでもできるのものではないからです。

生まれつきの資質・もっというと脳構造・認知特性が

この抽象化に合うひとと合わない人がいます。

 

認知特性が 

映像系の人には向きません。

もっと言うと、

努力してもできません。

言語系・と聴覚系の半分の方に向きます。

 

 ◆HSPの仕事術コラムまとめ

 

 

 

ちなみに本の帯に、秋元康さんがこのようなキャッチを贈っています。

「新たな発想をするために特別なことをする必要はない。すべてのヒントは日常の中にある。

前田裕二がメモをとる姿を見ているとそう思う」

 

→この告知はターゲットを起業家または 経営者

または起業を視野に入れている人  に出版社が設定しているのだと思います。

 

だれどわたしは、この本を就活している大学生に売って欲しい!!

 

キャッチはこちらです。

「この本を読んで完全に実行にうつせたキミは、就活をなんの苦労もなく通り過ぎるだろう」

 

幻冬社さま、社会にでていく若者に、この本を売ってください!

どうぞよろしくお願いいたします。