クミシュラン 皆川公美子です。
4月はじめに皆川公美子とプライベートツアーのお申込みをいただきまして
今、旬な楽しい企画をあれこれ考えちう。
➡皆川公美子とアートとプライベートツアーって何?
この時期やっているもので、3つほどアイデアがあるのですが、
ご提案のメールをお送りするにあたって、
ひとつ、内容を確かめてどうしようか決めようと思っていたものがありました。
それは東京駅八重洲口のブリジストン美術館の
THE BEST OF THE BEST
なぜ今、オールスタージャパン状態かと申しますと、
ブリジストン美術館は今度の5月から数年間の
改修工事に入るのです。
「未来の美術館に生まれ変わるために」とありますが、
どんなすごい美術館になるんだろう~。
2015年1月31日(土)~2015年5月17日(日)
このブリジストン美術館は収蔵作品がすごいものばかり。
そして個人蒐集らしく、古代美術から戦後の超現代ものまで
いろいろな時代のものが揃っています。
どんなものがでているのかな~と思って見に行きました。
ブリジストン美術館
創設者・石橋正二郎の収集から出発する石橋財団コレクションは、現在約2,500点を数えます。そのうち約1,600点が東京のブリヂストン美術館で管理されています。本展では、そのうちのベストセレクション、合計約160点をご紹介いたします。当館のコレクションを特徴づけるのは、19世紀以降のフランスを中心とした西洋近現代美術が、系統だってそろえられていることでしょう。印象派、ポスト印象派から20世紀のフォーヴィスム、キュビスム、抽象絵画へ。それらの影響を受けて出発、発展した日本の洋画。さらに、第二次世界大戦後の抽象絵画もご紹介します。
「ブリヂストン美術館といえば、これ」という代表作があなたをお迎えします。ぜひもう一度ご覧ください。(ホームページより)
個人蒐集らしく、古代のものから戦後の現代美術まで様々なジャンル、
様々な時代のものが収蔵されています。
私がこの美術館の作品のなかで
一番ご贔屓にしているのは
ザオ・ウーキーの作品。
様々な時代のものが収蔵されています。
私がこの美術館の作品のなかで
一番ご贔屓にしているのは
ザオ・ウーキーの作品。
(ネット上よりお借りしました。)
こうやってコピーされたものを見ると、笑ってしまうほど
なんのおうとつも、感情の起伏もない、
「単なる」抽象画
ですが、
ホンモノはすごいですよ!
繊細さと大胆さが、絵の中に共存していて
地球の美しさを愛でているような作品。
情熱も、穏やかさも、野心も、諦めも
すべて同じ次元で存在することができるのか、と
初めて見たときは度胆を抜かれました。
何時間でもこの2枚の絵の前に
座っていられるかもしれない。
ホンモノはすごいですよ!
繊細さと大胆さが、絵の中に共存していて
地球の美しさを愛でているような作品。
情熱も、穏やかさも、野心も、諦めも
すべて同じ次元で存在することができるのか、と
初めて見たときは度胆を抜かれました。
何時間でもこの2枚の絵の前に
座っていられるかもしれない。
美術館で本物の絵を目の前にすると、
その作品のエネルギーやメンタリティーというものを感じます。
例えば音楽家が作品を演奏する、役者が役を演じる、それは観客にメッセージを
与えます。
それは音であったり、声であったりしますが、
その上に感情がのって、見る者、聴く者の心にダイレクトに響きます。
絵画からも同じものを感じます。
その絵が作者が表現してみたい何か(劇のなかでいう役)を表している時もあるでしょう。
与えます。
それは音であったり、声であったりしますが、
その上に感情がのって、見る者、聴く者の心にダイレクトに響きます。
絵画からも同じものを感じます。
その絵が作者が表現してみたい何か(劇のなかでいう役)を表している時もあるでしょう。
そうではなくて作者自身の思いやエネルギーをダイレクトにカンバスにぶつけているということもあるでしょう。
私はそういうものを感じに美術館に足を運んでいるのだなと、つくづく思いました。
そこに転写されている何かの思いやエネルギーというのは、読み取ることができます。
けれどもそれが大量の印刷物になった途端に全く何も伝わらない死んだ一枚の紙になる。
それを、その不思議なほどの落差を見つめることもありました。
けれどもそれが大量の印刷物になった途端に全く何も伝わらない死んだ一枚の紙になる。
それを、その不思議なほどの落差を見つめることもありました。
考えてみたらそれは当たり前のことで、アーティストがその画面にエネルギーを転写しているわけですから、その作品の前に立たなければその作品が持つ生命力は全く読み取れません。
そんな当たり前のことを、改めて感じた夕方でした。
このブリジストン美術館は、様々な作家のものが一堂に会していて一気に見られると言う点では、こじんまりまとまっていて、とても良い美術館だと思います。
が、ベストオブベストというだけあって、週末は混んでいるし、ちょっとざわざわしている感じ。
今回のプライベートツアーでは、あと2つのアイデアの方をご提案させていただこうと決めました。
その2つはS様のための企画なので、ここでは秘密です。笑。
ご一緒に歩きながら、いろいろなお話をするのをとても楽しみにしています。
S様、数日うちにご提案のメールを差し上げますので、
もうしばらくお待ちくださいね!
その2つはS様のための企画なので、ここでは秘密です。笑。
ご一緒に歩きながら、いろいろなお話をするのをとても楽しみにしています。
S様、数日うちにご提案のメールを差し上げますので、
もうしばらくお待ちくださいね!
こういうことが、生きている楽しさ!ですね。
東京駅丸の内口のドームです。
デパートのスカーフ売り場もすっかり春が来ました。