ゲリラ豪雨が続いていたので心配していた地元の阿波踊り。
どうやら二日間とも、うまくいったようだ。
去年は、一人でずいぶんと長いこと、立ち止まって見ていたが、今年は自転車で、会場を横目にすり抜けてしまった。
というのも、帰ってから歌の練習をせねばならないからで、練習といっても、とにかく歌詞を覚えること、思い出すことに尽きる。
若い頃に覚えたものは、スラスラ出てくるのに、最近のものになればなるほど出てきやしない。
残酷だなあと思う。
物語性の薄い、前後の関係性も薄い言葉の羅列のような歌詞にいたっては、手からスルスルすりぬける細い素麺のよう。
ひっかかりもとっかかりも、ない。
でも、そうやって苦しみながら歌っているうち、時々それまで見えなかったモノが見えてくる瞬間がある。
知らない扉が開かれたというのか、そんなご褒美にあずかるために、こんな苦行のようなことをしているのかなあと思う。
いやいや、何でもかんでもすぐに覚えられれば、それが一番なのだ。
ミュージカルなど見に行くと、よくあれだけの量の歌とセリフと動きが覚えられるもんだなあと、ただただ感心し、ああ、ここに私がいたらと想像しては背中と心臓が冷たくきゅうと縮まってくる。
ミュージカル系の仕事では、まったく周りの方々に迷惑をおかけした。
もういかなることがあっても、参加したいなど思わぬこと、と固く決めている。
わかりやすすぎる人生の失敗を、二度と繰り返してはならん。
まあ、そんな失敗だらけの私でも、とりあえずこうして歌を歌っている。歌わせてもらっている。
ならば、ベストを尽くさねば。
と、がっくりくるような毎日を送っている。
ほんと、どうしてこんなに覚えられないんでしょう。忘れちゃうんでしょう。
今週金曜日のお店ライブ。
台風一過で無事開かれますよう、ちゃんと歌えますよう、祈りごとが多い。
どうやら二日間とも、うまくいったようだ。
去年は、一人でずいぶんと長いこと、立ち止まって見ていたが、今年は自転車で、会場を横目にすり抜けてしまった。
というのも、帰ってから歌の練習をせねばならないからで、練習といっても、とにかく歌詞を覚えること、思い出すことに尽きる。
若い頃に覚えたものは、スラスラ出てくるのに、最近のものになればなるほど出てきやしない。
残酷だなあと思う。
物語性の薄い、前後の関係性も薄い言葉の羅列のような歌詞にいたっては、手からスルスルすりぬける細い素麺のよう。
ひっかかりもとっかかりも、ない。
でも、そうやって苦しみながら歌っているうち、時々それまで見えなかったモノが見えてくる瞬間がある。
知らない扉が開かれたというのか、そんなご褒美にあずかるために、こんな苦行のようなことをしているのかなあと思う。
いやいや、何でもかんでもすぐに覚えられれば、それが一番なのだ。
ミュージカルなど見に行くと、よくあれだけの量の歌とセリフと動きが覚えられるもんだなあと、ただただ感心し、ああ、ここに私がいたらと想像しては背中と心臓が冷たくきゅうと縮まってくる。
ミュージカル系の仕事では、まったく周りの方々に迷惑をおかけした。
もういかなることがあっても、参加したいなど思わぬこと、と固く決めている。
わかりやすすぎる人生の失敗を、二度と繰り返してはならん。
まあ、そんな失敗だらけの私でも、とりあえずこうして歌を歌っている。歌わせてもらっている。
ならば、ベストを尽くさねば。
と、がっくりくるような毎日を送っている。
ほんと、どうしてこんなに覚えられないんでしょう。忘れちゃうんでしょう。
今週金曜日のお店ライブ。
台風一過で無事開かれますよう、ちゃんと歌えますよう、祈りごとが多い。