前日がちょっとしたガス抜きになったのか、仕事と重ならなかったのが良かったのか、昨日は穏やかに過ぎた。
母親も、少しは娘の事情に思いを馳せたせいか、気を遣ってはくれる様子。

そうはいっても、期待はしない。そのくらいの気持ちでいい。
自分自身を変えていくしかないと、老人相手では思うことにしている。
タフにならんとなあ。

タフといえば、オリンピックの選手。
カラダもココロもタフでないとやってられない。
インターネット時代の選手は本当に大変なことだ。

SNSの誹謗中傷は天井知らずで、よくもまあと感心するほど。
誰も彼もが参加できるので言いたい放題。
本当にひどい時代になった。

そんな中、先だって新幹線ホームでホッとする光景を見た。
中国から来たらしい母娘(子供は小学生くらい)が、日本のビジネスマンに声をかけた。
「スミマセン」の後、母親はチケットを取り出し、おそらくそれがどこから出るのか、と身振りで聞いたのだろう。
ビジネスマンは、それを見て説明しようとしたが、言葉より行動と思ったのだろう、二人を連れて歩き出した。
その時のお母さんの嬉しそうな顔ときたら!
見ていた私も、すごく幸せな気持ちになった。

人って、誰かの役に立ちたいと心の底で思ってる。
誹謗中傷の人だって、きっとそうだ。
まだまだ人の善良を信じたいのだなあ。