このところ母親が食事中にむせることが増えた。
父親もそうだったことを思うと、三年くらいの間を置いて母親の「老化」が追いかけている気がする。

そういえば最近、歳と関係なくノドの不調を訴える人が増えている。
声が出なくなったり、セキやムセもある、そんな人が多い。
季節がらにも要因があるらしいが、今朝のテレビで取り上げていたのが「ノドの老化」。

唾液が少なくなるのも、その老化の一つらしい。
(そういえば、コロナ検査では、なかなか出ない唾液に苦労したなあ)

しゃべることが、ノドの老化防止に良いことなのは、母親を見てもわかる。
一日一人の明くる日は、声がしょんぼりと小さい。
電話をくださる知人があるおかげで、何とかなっているが、これもなければどうなっていることか。

今朝のテレビでは、早口も口周りに良いと言い、定番の早口言葉の中に「新人シャンソン歌手総出演による新春シャンソンショー」もあった。
きょうび、シャンソンという単語がワイドショーで流れるのは珍しく晴れがましく、若いアナウンサーなど、このシャンソンが何だかを知っているのかなあと、素朴な疑問が頭をよぎる。

歌うことも、もちろんノドに良く、カラオケで楽しんでノドを鍛えましょうと医者は盛り上げる。
その歌うことで、何回もノドを痛めている身としては、まあ、何事もほどほどにねと思う。
練習し過ぎないことも大切だと、最近はわかったので、けっして無理をしない。すぐあきらめる。
若い時のがむしゃらは、もうできない。
カラダのほうも(アタマを含めて)、無理を拒むようになって、どうも全体がユルくなった。
まあ、しょうがない。
ポンコツはポンコツなりに、良い味出してるねえ風味で、何とか乗り切りたい。

ところで早口言葉の「赤巻き紙黄巻き紙青巻き紙」
これ、ぜったい出来ないんだなあ。