春の花粉症からは逃れられているが。
最近、目が痒い、鼻水が出るという症状。
鼻やくしゃみは、まあ大したことにはならないが、問題は目。

目の玉を取り出して洗いたい、と花粉症の方々の言うことが、やっとわかった。
ペタペタと涙がくっつくような痒みの不快感。

私の場合は目頭のほうがジンワリと痒くなってくる。
そこをカカナイように押さえてみるのだが
、収まらず、ついに目をこすりはじめてしまう。
目をこする、というのは相当なダメージを目自体に与えると聞き、自制するがどうにもならぬ。

調べてみると、どうもイネ科の花粉症らしい。ナントカいう雑草の花粉が飛んでいるらしい。
そういえば、ベランダの手すりにちっちゃくて赤い、虫ともいえないような虫がいて、それがその花粉を食べているらしい。
てえことは、赤い虫がいたら、問題の雑草もあるということ。

杉と違って花粉飛散範囲は、そこいら辺だけの狭さというが、なんたってどこにもあるらしい。
道路の割れ目やら、他の草に混じってやら。
たくましい雑草だもの、そりゃあ仕方がない。


自然界にあるものに、わりかし鷹揚なタイプだと、自分のことを思ってきたが、今はそれらしい草があると引っこ抜く。
親の家の小さな庭でも、なるべく雑草を抜く。
草たちは、ニンゲンなどものともしないほど強くしたたかだ。

先だっては黒いマダラのヤモリを見つけた。
白いヤモリが色を変えたのかと思ったが、別のやつらしい。
玄関にいたので、捕まえようとするがうまくいかない。
追いたてるように、玄関の外に出す。

家に二匹もヤモリがいたら、母さん卒倒しちゃう。
だからダメなんだようちに来ちゃ、と言葉をかける。

爬虫類嫌いのかたには申し訳ないが、あの乾いた皮膚感がとても良くて、つい触りたくなっちゃう、困ったものだ。