ここ最近。
腰の鈍痛があったので、気をつけてはいた。
以前から、あれ調子が悪いぞと思えば、貼り薬をペタペタ。
サポーターも買ったが、結局のところそこまで悪化することもなかった。

寝る前にストレッチをし、腹筋背筋運動も。
ところが、一昨日のコンサート後、帰りの車から降りるとゲゲゲ腰があ、になっていた。
ハイヒールで歌う時間が、そんなに長かったわけではないのに、なんたる体たらく。
でも、きっとこれが年齢であり、そこからくる疲れでもあるのだろうなあと、ちょっと自分を慰めた。

そうはいっても、老親のことは私の役目。
南にホームの父あれば肩を抱き大丈夫だよと励まし、北に自宅の母あれば背中を支え風呂場へ誘う。
もはや宮沢賢治アメニモマケズ状態。
まあ、しょうがない。

しょうがないのは仕様がないこと。
この中でうまく治していこうと、風呂上がりにまたペタペタ貼り薬。
毎週月曜の「映像の世紀」を見て、さっさと寝る。
世の中には世界には、そして日本には、大変な思いで生き続ける生き続けた人たちがたくさんいるのだ。
いや、生きること自体が大変なことなのだ。
と、自分の腰痛など、大したことではないと思えてくる。

まったく、被災地の方々のことを思えば、自分の家で布団で寝ていられること自体がありがたい。
もう気長に慎重に腰と付き合おう。
いや腰だけじゃなく、年々性能の衰えるカラダのあちこちと、ようく相談しながら歩いていくしかないなあ。
できなくなることは増えてくるけど、できることはまだある、たくさんある。

さて。
今日は例によって母親の訪問診療日。
寒いけど出かけるか。
ヨイショっと。