コロナ禍前に、和歌山の熊野本宮大社でコンサートをさせていただいた。
それというのも、プレミア和歌山という、和歌山特産品の応援をするグループに入れていただているからだが。
このご縁は、残間里江子さんからのもので、結成されてからもう十年以上。

昨日はコロナ禍前にいくぶん戻ったように、メディアのかたもお招きしてのイベントになった。
毎回思うのは、私ってまったく無知だなあということ。
食に関する知識も、それ以外でも。
というのも、他のメンバーのかたが、全員いわゆる作家、漫画家で、ペン一つで独自の世界を作る方々。
それぞれの豊富な知識と語彙と表現には、つねづね感心するばかり。

私だって、歳も歳だし、少しは貫禄があってもいいはずなのに、ここではまるでぺえぺえなチンピラのようだ。
それでも、食を介して、年に一回お会いできるのは楽しい。

メンバーのお一人は、前回お会いした時には二回コロナにかかりましたと言われていたが、久しぶりの今回はそれが六回になっていた。
「あ、今コロナ入ったなってわかるんです」
作家のかたの持つ豪胆さに驚き、感心する。

まあ、どこでもスキマに存在するような私だが、プロデューサーの残間さんに迷惑はかけられない。
と思うものの、こればかりはどうにも。
まあ、クビになるまでは、参加させていただこう。

昨日一つ勉強したこと。
それは、ミカンの袋のところに骨粗鬆症を予防するナントカいう成分があるということ。
なので、ミカンはワシワシと袋ごと食べた方がいいようで。
いつもそうして食べてる者としては、お墨付きをいただいたような気分。
(でも骨粗鬆症じゃん、私)