ハンバーガーを食べてみたいと、母親が以前言っていたことを思い出し、駅前でモスバーガーを買い家に行く。
前日、数年ぶりにマックバーガーを食べたせいで、そうだそうだと思い出したのだろう。
でも、モスバーガーはデカい。
半分に切ってお皿に乗せ、箸を添える。
母親は四苦八苦しながら、でも、完食する。
「ああ、美味しかった」
と息を吐くように言うのを聞いて、ほっとした。
親孝行をした気持ちになった。

それから有楽町へ。
山崎ハコさんのバースデーコンサート、今回は観客ではなく出演者として出かける。
アイマショウという、この劇場、表記は英語のI'm a showの大文字。「有楽町で逢いましょう」の名曲タイトルにも引っかけてある。
今週のライブもここだ。

銀座駅からも有楽町駅からもすぐ。
ただ、入口が分かりづらい。
その一つの原因が文字が青のせいもある。それに小さい。
前期高齢者の目では、オボロに見える。
その下のピカデリーは白字なのでハッキリ見える。
おそらくオシャレなロゴを作ったのだろうが、なかなかムズカシイ。
ここでご注意。
来てくださる皆様、時間に余裕を持ってお越しください。
エレベーターも小さいので、益々余裕を持ってお越しください。
ただ劇場そのものは、ゆったりしています。
元映画館ということもあり、お飲み物を置ける席です。

で。
ハコちゃんとのデュエットは「たからもの」。
ずいぶん前に、ある企画で録音した歌。
ハコちゃんとのご縁ができた記念すべき歌でもある。
こんな歌作って、安田さんが死んじゃうなんてねえとハコちゃんが言う。
伴奏で流れているのは、最愛のご主人、安田さんのギターだ。

最果ての街で二人で生きていきましょう、たからものはあなたよ今でも。
歌詞たちが、胸で震える。
たからものは、いなくなってもたからもの。
いつでも、そこにある。
そこにいる。
一緒に、いる。