新幹線改札口に、15分とか20分とか人が並んでる映像を見て。

ひゃあ、これがゴールデンウィークなのだとひびった。


で。

今朝、固い心構えで東京駅に着いたのだが、人がいない。

いるにはいるが、普段の日より少ないほど。すっかり拍子抜けしてしまった。


これから京都。

そこから移動して仕事場へ。

京都の壮絶な人混みも、もうなくなっているのか。


昨日、父親のホームに母親を連れて行き、そろそろ帰ろうかというころ、能登では大きな地震が起きていた。

美しい能登にも、きっと多くの観光客が詰めかけていただろう。

今朝のテレビで、65歳の男性がどこかから落ちて亡くなったとのニュース。

まったく一寸先は闇だ。

タイミング次第で、我が身のことであっても不思議はない。


東日本大震災以来、風呂に入るたび同じことを思う。

「こんな幸せが突然なくなるかもしれない」

この思いは、一回として消えたことがない。

一回も、だ。


すべて、明日は我が身。

そう覚悟して、西に向かっている。

そろそろ富士山。