今日でコロナ禍に入って三年だという。
そうかあ、三年かあ。

当時、すぐに終わるんじゃないかと希望のバイアスかけてた私、「二年は続きますよ」というテレビでの医師の話に唖然とした。
ええっ、そんな、まさか。
結局、それどこじゃなかった。
三年経っても、まだ収束していない。
昔話になどなっていない。

今のインフルエンザ、当時のスペイン風邪。
ワクチンもないから、感染するだけして、死ぬ人は死に、二年で収束した。
そのおかげといったらなんだけど、第一次世界大戦も収束してしまった。
兵士たちもウィルスには勝てない。


歴史から学ぶことは多いが、この疫病のことをどうとらえていいのか。
真っただ中にいるのだなあと思う。
歴史の真っただ中。
後から見ると、なんてえ時代だったんだと思うだろう時代。

人類の敵、ウィルス。
そして戦争。
これらが、入り混じる時代。
なんてえ時代だ。

ウィルスは消えても、戦争は残る。
残るんじゃなく、新たにはじまるのかもしれない。
こんなちっちゃい日本という国。
どこにどう向かうのか。

「大統領が、正面玄関で待っていてくれました」と、心底感動したように喜ぶ総理大臣の映像に、不安は増す。
ちょっとちょっと、あなた、ダイジョウブですか、あなた、みんなの命かかってるんですからね、そんな人の良さでいいんですか、表も裏もわかりやすすぎでしょ、なめられちゃいますよ、あなた、あなたっ。

ああ。曇り空の朝、ココロも重い。