うかうかしてたら、すっかり寒くなった。
昨日あたりは、一番薄いダウンを着て自転車で出かけたが、途中、半袖半パンな女性を見かけた。
若い人でもないので、驚いた。
気温というのは、これほど人によって違う感じ方なんだろうか。

普段から肉を食っている人たちは、たいてい暑がりだ。
それも朝昼晩と食い育ってきたであろう人たちの国に行くと、あぜんとする。
おろおろと寒がる自分が、情けなく思える。

そんな他国へも、もうずっと行っていない。
できることなら、おばあさんになって行きたい。
おばあさんは、かなり最強だと思う。
なまじ若くない分、ワールドワイドな存在だ。
きっと、なんだかんだと各国の若者が手助けしてくれるだとう。
そんな夢想をする。
老いた白雪姫のような自分を夢想する。

いや、目の前のことをもうちょっと頑張らないと、老いた白雪姫にはなれないな。
今日も、がんばろ。
ちょっとだけ、がんばろ。