昨日書いたウクライナ戦争のこと。
やはり、同じ思いの方々が多いことを知り、女性のほうがより身近に感じてしまうことも、やはりそうなのだなあと、フクザツな思いがしました。

強圧的、高圧的。
こんな男性はいくらでもいて、女性にももちろんそういう人はいるけど、生物学的にデカい男性の場合、それは脅威になる。

昨日、父親のホームに母親を連れていくのに、いつものようにタクシーを呼んだ。
物腰の優しい人で、今日は当たりかな、と思い乗る。

道順を説明して、目当ての大きなお寺を伝えるが、反応がない。
このあたりのドライバーは、ここを知らない人はまずいないので、あれと思った。
新人さんかなあ。

そのお寺近くの小さな四つ角に差し掛かり、一旦停止。
「あれ、ここ行けないよ!」とドライバーの人が突然大声を出す。
え、なに!
「ほら、そこに歩行者専用って書いてあるよ」
いつも、行ってますよ、ここ。これまで何十回も。
「それはおかしいよ、今までが間違ってるんだ」
いいから、行ってよ、責任は私がとるから。

道の真ん中で、ほおり出そうっていうのか、この人。
こっちも逆上。
言い返す。

「歩行者専用だよ」とその人、ずっと言いながら運転。
ほとんどケンカを売ってる。
こっちも負けてなるものか。
でも、隣に母親。
分が悪い。

こっちの目的は母親を父親に会わすこと。
父親が待ってるんだ。
母親も楽しみに来たんだ。

到着したホームで迎えてくれたホーム長さんに、そのことを話す。
「3のつく日だけ、車の乗り入れができないんですよね」
やっぱりそうだ、そういったのに。

見ると、まだタクシーがいる。
すぐに取って返し、窓を開けさせ説明する。
こっちも声を落ち着かせる。
落ち着いて話す。
その人も、もうけっそりしている。
自分の言い方の反省でもしたのか。
(反省してほしいよ、まったく。突然ケンカごしになるなんてありえないよ)


帰ってきてから、グーグルマップで道路標識を確認する。
歩行者マークの下にちゃんと「3日13日23日の縁日」と書いてある。
ニンゲンが変わったような、そのドライバーの顔と声を思い出しむかむかする。

それからこのタクシー会社を調べる。
ついでに、前回、料金を猫ババしたタクシー会社も調べる。
調べていくうち、だんだん意気消沈する。
みんな大変だなあ、と思う。

ああなるには、その原因があるのだ。
戦争と同じで、なんでもつながっているんだ。
社会の負の連鎖は、弱いところに強い圧力をかける。
しわ寄せ、という言葉では表しきれないもの。

タクシードライバーの人たちは、もちろん適職の人もいるだろうが、家族のため、転職して、など、今はいろんな事情を抱えて働いている人が増えた。
会社案内での、ドライバー募集の広告内容などみているうち、もういいやと思った。


しかしなあ。
突然怒るかなあ。客に。
思い出すと、今も悔しい。