小さな庭の植木鉢たち。
地植えだと、管理が大変なので、鉢にしてある。

前の家の庭から、一部を鉢にして持ってきたものたちだ。
それから24年。
その数も減った。

世話をしていた父親が年老いて、しかも、年がら年中水やりをしてしまったので、腐ったものも多い。
父親は植物たちをたいそう愛していたけれど、ママならぬことが多くなったのだった。


今は、私が残った鉢たちの面倒を見ている。
といっても、枯れた葉をとったり掃いたり、水をあげたりという簡単なこと。
それでも、それをすることで父親とつながっている気がする。
母親ともつながっている気がする。
生き物は生き物をつなげるのだなあ。


昨日は、母親を誘って庭に下りた。
背中に陽を受けるとカラダにもココロにもいいと聞いた。
今は、カラダとココロに少しでもエネルギーを持ちたい。
でないと哀しいことばかり考えてしまう。
母親がぬうと陽を背にして立つ。
いい感じだ。



夜。
昼間の太陽が、カラダのあちこちで活動している。
もうちょっとがんばれと言っている。
くじけるなと励ましている。
太陽って、ほんとにありがたい。

でも、顔には日焼け止め塗ってます。
これ以上のシミそばかすは、ちょっと。
あ、またこんなとこに、あ、またここに。