今回の朝ドラは展開が早い。
早すぎる、気もする。
赤ちゃんがあっという間に子供になり、あっという間に大人になる。
月日を早回ししている。

まあ、これはこれでいいのだけど、どうも気になるのは、この主人公の家の経済状態。
回転焼きを売るだけで、生計が立つのだろうか。
家族が増え、食べ盛りの男の子までいても、みんなわしわしとご飯を食べている。

一個80円だった回転焼きも100円になり、そういえばあの時代はなんでもすぐ値上がりしたなあと思い出す。
それにしても、一個100円とかで一家四人は暮らせるのだろうか。と心配になる。
いったいいくつ売っているのだろう。
オダギリジョーさんのお父さんも、働いている様子がない。
それでも、みんな上機嫌だ。

このオダギリジョーさんの扮するお父さんジョーさんは、将来を期待されるトランペット吹きだったが、突然吹けなくなった。
この病気、きっと今でいう「ジストニア」だと思われる。
口唇や声帯や、あるいは手など、繰り返し使われるところが思うように機能しなくなるという病気。
私の周りでも、それと闘い、いや、闘い続けている人も多い。
どうやらこの症状は、うまいこと付き合っていくしかなさそうなものらしい。
ドラマのジョーさんは、今のところ、トランペットを吹く様子もないが、いつかどんなカタチででも再開するのだろうと思う。


で。私の父親は。
今日、やっと面会再開。
きっちり15分だけど、また顔が見られる。
二重マスクをして、会いに行こう。
「父さん、来たよ!」って元気に言おう。

ちなみに。
回転焼きを、私は今川焼きとよんでます。