東急ハンズが、カインズだかと合併するとかで、東急ハンズ、いや略してハンズに愛着を持っていた世代は、フクザツな心模様らしい。

私も、まったくハンズ世代で、なんでこうもぐしゃぐしゃといろんなもんがあるのだろうと、そりゃあうれしかった。
渋谷のハンズなどは、売り場面積の狭さをなんとかうまく処理するため、互い違いの階段式。
ますますフクザツになる。


どこに何があるのか、すぐにわかっちゃあ面白くない。
まるで宝探しみたいに、いろんな場所を歩く。
それが、ニンゲンのうれしい本能らしく「ドン・キホーテ」などまさに。
ドンキがすっきりしていたら、お客は半減するだろう。
人ってのは、だから、ほんとにおかしなもんだ。


ハンズと同じく、シマホも合併した。
看板もなにも変わらないので、あれいつ合併するんだっけ、なんて思ってたら、中身が変わった。
商品、品揃えが整理された。
されてしまったといったほうがいい。


先だっての椅子もしかり。
そして、ちっちゃい所では、ラップ。
これまでなら、いろんなラップがあった。
メーカーも違う、特徴も違う。
その中から選べた。
いつも選んでいた有毒ガスの出ないタイプで、しかもコスパのいいものは、なくなってしまった。

そして、最近では電球。
調光機能のあるLED、それまでは豊富にあったものが、もうない。
見るとメーカーもパナソニックだけ。
アイリスオーヤマは、消えていた。
なんだこれ。


そうか、これが合併ってやつか。

つまんねえやつだなあ。
チコちゃんみたいなセリフが出てきた。

ハンズもこうなるんだろうか。
それじゃあ、あまりに、つまんねえだろうに。