ワクチン接種、終了。

早とちり、粗雑、アナログ。
そんな私は、皆さまに助けられ、なんとか接種にこぎつけました。


年寄りほど、副反応が少ない。
というのを、まさかねえと半信半疑だったが、これがまあドンピシャ。


周りの方々が、腕があがらないとか、熱が出たとか、ダルいとか言うのを聞き、身構えていたのに、一回目はなあああんにもない。

しかも、注射時間があまりに短く。
「ちくっとしますよ」から「終わりました」まで、まったく時間経過がないように思え、思わず「ほんとに打ったんでしょうか」などと失礼な質問。

「ワクチンの量が少ないですからねえ」と、看護師さんが説明してくださる。
にしても、早かった。
そしてまったく副反応が出ない。
ほんとに打ったのかなあ、と、それからもまだ疑い深いわたし。


でも。
二回目は、長かった。

チクから、終わりまで、時間経過が見えた。
明らかに、ナニカシラがカラダに入った感じがする。

そうら、今度こそ副反応だあ、とまた身構える。
たしかに、腕は痛い。
でも、インフルエンザと同じか、あるいはもっと軽い。
少なくとも腫れてもいない。
ちゃんと上がる。

このインフルエンザ注射も、年毎に違う。
打ち手の技にもよるのではないかと思っていた。

ということは。
コロナワクチン注射も、痛い痛くないは、もしかすると打ち手によって変わるということもあり得る。
ということは、一回目の打ち手は、超絶技術を持っていた可能性もある。

などと、軽口をきけるのも、とりあえず無事接種が終わったからだ。

これで少しはほっとする。
老親二人はまだなので(訪問での接種は先らしい)実家でのマスクも、今までよりは神経質にならずに済みそうだ。


オリンピック開催に向けて、急速に進むワクチン接種。
今はただ、強行されるオリンピックの後、この国が焼け野原みたいな状態にならないよう、祈るのみです。

どうせ一万二万と人流が増えるんだから、もう、私たちにできることなんてないよ、などとステバチにならず、なんとか平常心を持ちたいものですなあ。


しかし。
やはり、この副反応の無さは、歳のせいか。
ガクゼン・・・・・。