虎の門にあったコロムビアの社屋が引っ越しをしたのは、昨年暮れ。
たしか、青山に変わったとは聞いていたが、どこかもわからず。
コロナ以降、コロムビアチームのかたがたとも、会う機会もなく、会っても収録現場とかで一人二人。
みんなどうしてるんだろうなあ。
と、思いながらコロナも二年目。
リモートで村松さんと打ち合わせしましょう。
との連絡で、初めて新コロムビアに行く。
「松本さんの事務所のあったビルの前で待ってて」との、連絡に、久しぶりに青山骨董通りを奥まで歩く。
あ、あった、松本隆事務所があったビルだ!
感無量になる。
初めて訪れたのは、45歳の時だった。
てえことは、すでに21年前、松本さんも50才。
その時のことやら、その時にいた人たちやら、いろんなことが思い出されてぼんやりする。
そして、迎えに来てくれたスタッフと、新しいビルに。
顔認証システムなので、誰かと一緒じゃないと入れない。
これまで、自由自在に行き来できてたユルいコロムビアとはまったく違う。
なんかコロムビアぽくないなあ。と、ちょっと寂しい。
時代は、もうこういう時代なのだ。
中には、人がいない。
パソコン一つでどこでも座って仕事をする。
決まった席はない。
ここでもリモート、オンライン化だ。
「ほら、松本さんだよ」と、別の打ち合わせでいらしてた松本さんがそこに。
ああ、ずいぶん久しぶりの生松本さん。
うれしいけど、ぼんやりする。
ぼんやりするのは、たいていちょっとサミシイ時だ。
時の流れに、なんだか、うまくついていけない自分にぼんやりしてしまうのだ。
リモート画面に村松さんが映る。
「ただいま」って歌、すごく良かった、おめでとうございます。と手を振る。
村松さんは、昨年の六本木のコンサートで「いのちの歌」の伴奏をしてくださった。
それ以来。
今回はちょっとしたアレンジのお願いだけど、いつか必ずまた歌書いてくださいね。
もちろんです、と元気そうなそのお顔に、また手を振る。
新コロムビアのビルを出ると、またぼんやりする。
あれ、コロちゃんどこいったんだろう。
コロムビアのマスコット、コロちゃん。
けっこう大きいフィギュアだったし、今のビルにはどうも似合わないもんなあ。
コロちゃん、どっかの倉庫に入っちゃったのかなあ。
またぼんやりしてきた。
なんか時代、変わったんだなあ。
コロナを境に、時代は、たしかに変わったんだなあ。
とりあえず、背筋を伸ばして顔を上げた。
たしか、青山に変わったとは聞いていたが、どこかもわからず。
コロナ以降、コロムビアチームのかたがたとも、会う機会もなく、会っても収録現場とかで一人二人。
みんなどうしてるんだろうなあ。
と、思いながらコロナも二年目。
リモートで村松さんと打ち合わせしましょう。
との連絡で、初めて新コロムビアに行く。
「松本さんの事務所のあったビルの前で待ってて」との、連絡に、久しぶりに青山骨董通りを奥まで歩く。
あ、あった、松本隆事務所があったビルだ!
感無量になる。
初めて訪れたのは、45歳の時だった。
てえことは、すでに21年前、松本さんも50才。
その時のことやら、その時にいた人たちやら、いろんなことが思い出されてぼんやりする。
そして、迎えに来てくれたスタッフと、新しいビルに。
顔認証システムなので、誰かと一緒じゃないと入れない。
これまで、自由自在に行き来できてたユルいコロムビアとはまったく違う。
なんかコロムビアぽくないなあ。と、ちょっと寂しい。
時代は、もうこういう時代なのだ。
中には、人がいない。
パソコン一つでどこでも座って仕事をする。
決まった席はない。
ここでもリモート、オンライン化だ。
「ほら、松本さんだよ」と、別の打ち合わせでいらしてた松本さんがそこに。
ああ、ずいぶん久しぶりの生松本さん。
うれしいけど、ぼんやりする。
ぼんやりするのは、たいていちょっとサミシイ時だ。
時の流れに、なんだか、うまくついていけない自分にぼんやりしてしまうのだ。
リモート画面に村松さんが映る。
「ただいま」って歌、すごく良かった、おめでとうございます。と手を振る。
村松さんは、昨年の六本木のコンサートで「いのちの歌」の伴奏をしてくださった。
それ以来。
今回はちょっとしたアレンジのお願いだけど、いつか必ずまた歌書いてくださいね。
もちろんです、と元気そうなそのお顔に、また手を振る。
新コロムビアのビルを出ると、またぼんやりする。
あれ、コロちゃんどこいったんだろう。
コロムビアのマスコット、コロちゃん。
けっこう大きいフィギュアだったし、今のビルにはどうも似合わないもんなあ。
コロちゃん、どっかの倉庫に入っちゃったのかなあ。
またぼんやりしてきた。
なんか時代、変わったんだなあ。
コロナを境に、時代は、たしかに変わったんだなあ。
とりあえず、背筋を伸ばして顔を上げた。