まずは。
4月14日のシャンソニエライブのお知らせ詳細が出ました。
https://ameblo.jp/kaerutachi/entry-12664436399.html

銀座コリドー街の「蛙たち」

もしよろしければおでかけください。
いまのところノンストップで一時間15分くらいを考えています。


夜の部でも、終わってからお食事のできる時間かと。
マスクを手にしての油断ならない状況ですが、お気をつけて、楽しい時間にしていただけますよう。


そうそう。
昨日、一ついいことを聴きました。

母上を施設に入居させた友人。
残ったマンションの片づけを業者に頼んだそうで。
一日に四社。
次から次へと見に来てもらい、見積もりを。

そうしたらまあ、その値段の違うこと。
もちろん一番安い、でも、きちんとした所に頼んだら。
あれよあれよと、数時間ですっかり綺麗になったというのです。

大事なものだけ残し、あとはお任せします。
ということで、心残りや引きずりもなく、もうすっきりよお、楽よお、と友人はいいます。


だからね、もう片付けでアタマ悩まさなくていい。
おっきな荷物を運んだり、粗大ごみにいちいち出さなくてもいいんだからね、クミコ。


昼間の父親との確執で、気持ちがダウンしていた身には、もう天からの声のよう。

うん、そうだ、もう片付けなんかしない!


タンスだってクローゼットだって引き出しだって、そのままでいいんだ。
幾重にも重なったフライパンや鍋や食器だって、もうそのままでいいんだ。
本棚の分厚い辞書たちも、父親や母親の本たちも、もうそのまま。

なんだか肩の荷が下りました。


いっさいがっさい。
まったくいっさいがっさい、もっていってくれるそうです。

人の歴史や時の重みなんて、カンケーなく、他人に処分をゆだねる。
このことでしか、残された人間は生きられないのでしょう。

去る者も残される者も、現在を損なわれることなく生きられる方法。
どちらも、どちらかの重みで倒れないための方法。

いっさいがっさい。
今はこれが救いです。