老人施設に入っている母親に、手紙を届ける娘さんのことが朝のテレビで。

今は面会もままならず、そのため71歳の娘さんは、歩いて10分ほどのホームにいる94歳のお母さんに、毎日手紙を届ける。


その娘さんも、お母さんも、しっかりとした字を書く。
文章を書く。

しろやぎさんとくろやぎさんのお手紙のようではなく、ちゃんと往復する。
たいしたもんだなあ、と感じ入ったが、もっと感じ入ったのが、こ71歳の娘さんの姿勢だった。

歩く姿に、む、と思った。
若々しい。
それは、まず、一歩の幅が広いこと。
そしてそうするためには、背中がまっすぐ伸びていること。
背筋を立てて、歩幅をひろく、ずんずん歩く。


昨日からどうも腰が痛い。
リュックサックに荷物を背負い、実家を往復したせいもある。
いや、それだけではなく、ここ最近背を曲げて座っている。
たらりんと椅子に座り、ホットカーペットに座っている。

いかんいかん、これいかんよ。
いくら寝る前ストレッチしても、この姿勢だと、また腰やられるよ。


そういうことだった。
で。
今、きちんと背筋をのばして、つまり、座骨を立てて、パソコンに向かっております。


71歳(しつこい)の娘さんのすっきりとした座り姿にも、ひどく感銘を受け、やっぱり姿勢だわ、と思ったのです。
このかた、胸のラインも、腰のラインも美しく、顔はごまかせても姿勢はごまかせないことを、改めて確認。

カラダを傷めず、しかも若々しくあるためには、やはり姿勢ですわ。
肩こり腰痛、次から次へと襲ってくるあれこれに、まずは座骨を立てて背中を丸めず、がんばりますわ。


地味なことこそ、がんばらばないとなあ。



あ。今、ツイッターでご指摘を。
座骨立てるのはいいのですが、つい反り腰になってしまうと、それはそれで腰痛に。
まったくその通り。お腹を引っ込めるような気持で、下から上へ引っ張り上げるイメージが必要かと。
真っ直ぐと思っても、腰が反らないようご注意ください。
って、これ私にも言ってます。