今日1月22日は。
核兵器禁止条約の発効の日。

そして。
尊敬する湯川れい子さんのお誕生日。

この二つの重なりは、偶然とは思えない。
神さまの計らいのようにも思える。



湯川さんというかた。
思えば「INORI」を唄っている私に、お話を聞きたいと昼食にお誘いいただいたのが初対面。
あの「湯川れい子」が目の前にいる、ご飯もノドを通らない。

それから、東日本大震災があり、チャリティのお声がけや、ちょっとした飲み会やら、お仕事やら。
あれあれと思う間に、十年が過ぎた。


湯川先生。と初めのころそうお呼びすると、いやだあ、あたしセンセイなんかじゃないと、おっしゃる。
いやあ、どうしたものか。
迷った挙句「湯川さん」。
でも、いつも心の中では、「先生」を付けている。

このかたほど、私にとって「先生」にふさわしい人はいない。

湯川さんは、ツイッターなど、言いがかりとしか思えない投稿にも、答え続ける。
そんなのさっさとブロックすればいいのにと、皆が思っても、あきらめない。
アキラメナイというか、楽しんでいるようにも思える。


湯川さんの背中には、そんなことどうでもいいほど長く重い時間がある。
それを越えてきたのだ。
闘ってきたのだ。

だから、たいていの事々など、湯川さんにはチョロイ。
艶麗な微笑みで、ちょちょちょとかわしてしまう。



「私のことをサヨクと言う人がいますが、私はサヨクでもウヨクでもありません。みんなナカヨクです」
そんな名言を、さらりとおっしゃる。



湯川さんがおいくつになられたか、それこそどうでもいい。
ただ、ずっとお元気でいていただきたい。
寛容で、辛辣で、チャーミングで、美しい。
そのままでいていただきたい。ずっといていただきたい。

たとえ、妖怪になってもかまいません。
目指せ、大妖怪!!


湯川さん、お誕生日おめでとうございます。