有料化されたレジ袋。
プラスティックごみの削減は、ごもっとも。

だけど、ゴミ出しに便利だった。
だから、買う。
スーパーで買わなくても、百均とかで買う。
これじゃあ、同じことのように思える。
総量が変っていない。

いや、無駄は増えたかもしれない。
どれがいいのか、どのサイズがいいのか。

いろんなサイズの袋を買った。
小さすぎたり、大きすぎたり。
なかなかフィットしない。
結局、いろんな袋が積み重なった。


レジ袋より問題なのは、容器だ。
この量は、ゴミ袋として活用されるレジ袋の比ではない。


コロナで増えたという、持ち帰り弁当の後片付けをしてると、暗い気持ちになる。
せめて小さくしようと、ハサミでじょきじょき切ってゴミ出しする。
でも、小さくしても、プラスティックはプラスティック。

ウミガメの鼻に刺さったストローの悲劇から、紙のストローに変えた食品企業もあるけど。
問題は、もっともっと大きい。


近くのカレー屋さんで、先だって持ち帰りをした。
容器がことのほかリッパだった。
今度は、皿を持っていくことにした。
歩いてちょっとなのだから、自前の皿を持ってそれに入れてもらおう。

昔は、自分の家の鍋を持って、おでんを買いに行く人も多かった。
それだな。
昭和感満載。


それはそうと。
スーパーの置台にある小さなビニール袋。
ぐるっとロールになってるやつ。
これがなかなか開かない。
ふううと息を指先にかけて、それを何度もして。
そんな私の横で、難なくさささと開いてお惣菜を詰める人。

カレーならぬ加齢を感じる時。
ああ。