ライブハウスのライブとしては、去年の12月以来。
コンサートとしても2月以来。

自由が丘「ラマンダ」で延期に延期を重ねたライブが、昨日やっとできた。
お客さまを三回に分けさせてただき、密を避けたカタチになった。

段取りもなく、自由に唄える、こういうライブは楽しい。
来てくださったお客さま、そしてラマンダの主宰深江さん、スタッフの方々。
ピアノのアキオちゃん、パーカッションの足立さん。
皆さまに、深く感謝いたします。
ありがとうございました。

自由が丘で唄う「自由」。そして「希望」。

歌は、これに尽きると思いました。
閉塞感、圧迫感の中でこそ、歌はヒトのお役に立てる。
不自由だから自由を、絶望しそうになるから希望を。


帰ってきてから、事務所に届いていたお手紙を拝見しました。
先だって再放送された「中島みゆきリスペクトライブ」で私が歌った「世情」に関して。

同世代の男性のかたからで、だんだんと穏やかに波風立たない生活に慣れて生きてきたけれど、この歌を聴いて、覚醒したこと。
(私信なので、失礼があってはいけないので)簡略すると、そういった趣旨のことがつづられていました。

ああ、唄ってきて良かった。と思いました。


誰かの胸に灯をともすこと。
どんな色でもいい、でも、灯をともすこと。
これが、歌い手の役割りだと思ってきました。

そうでした。
自由、希望、それに加え「勇気」があったのでした。



そして、朝。
優勝杯を手にする大坂なおみさんの姿を見ました。
勇気は人を強くするのだなあと、思いました。


そして、自由も希望も勇気も、みいいんな「愛」の従者なのだと思いました。