やはり荒んでいると思う。
すさむ。荒む。
あらぶる。荒ぶる。
人の心は、やはり波に揺れる小舟のようだ。
昨日落ち着いていたかと思うと、今日は大嵐。
なんでこうなるのと、自分で驚く。
やはりニンゲンは社会的生き物なのだ。
不特定多数の人と行き来して、誰かとしゃべり、誰かと声をかけあい、誰かと無駄話をし、誰かと助け合う。
今、誰かとそんなこと、できない。
知っている人とだって会えない。
会っておしゃべりできない。
溜まっていくフラストレーション。
ツイッターを覗いたら、あのD夫人が、あのO先生を、激しく非難するブログのことが流れていた。
O先生が、この頃メイクや服装や髪形を変えたことを、相当に感情的に非難している。
その言い方が、かなりのもので、いくらD夫人とはいえ、言って良いこと悪いことってのはあるよねえ、と思わずにはいられない。
しかし。
いろんな修羅場を越えてきたD夫人を、ここまで「駆り立てて」しまったもの。
これこそコロナだろうと思った。
ずっと不自由を強いられる、これから先も見えない。
特に東京なんて、よおおく見ようと目を凝らすも、見えない。
先行き不透明。
私だってそうだけど、けっこういい歳をしたニンゲンは、コロナの終息後に自分は果たして存在するの?と思う。
コロナと共に、自分は去ってるんじゃないの、と思う。
そんなぼんやりした不安は、もっと年上の方々ならなおさらだろうと思う。
若い人の一年二年と、高齢者のそれはやっぱり違う。
D夫人のココロに平安が訪れるのを願うとともに、O先生には、へこたれず、思ったままの姿で登場していただきたい。
もう、今、ほほうとかへえええとか、「生」でリアルタイムで心動かされるのは、この方しかいない。
(みんな再放送だらけだもの)
どんな服でも、どんなメイクでも、思うがままお願いします。
あ。ちょっとここでメイクのこと。
テレビ局のメイクさんによって仕方が変わるので、おそらく、TBSは緑など使用したお水系、テレ朝は、ブラウンの自然系とお見受けします。
「先生、こうしたほうがキレイですよお」
「あら、そう?ちょっと恥ずかしいわあ」
「そんなことないですよお」
なんていう、ちょっと華やいだメイク室の会話が聞こえてくるようであります。
華やぐ。
ああ、なんて良い響き!
すっかり忘れてました。