イヤな感じは当たってた。
一昨日のブログでも書いたように、ナニカシラ、いやあな感じがしていた。
駅あたりで、なんだかいやあな感じがした。
案の定、伏せられてはいるらしいが(なんで伏せるんだ)、その周辺の携帯電話会社のコールセンターで集団感染があったという。
そして、れいの一昨日には、防護服を着た人たちが、飲み屋街の路地で作業にあたっていたところを、写真に撮られている。
ちょうど、私たちがいい気分で帰った30分後だ。
どんなときも、「カン」というのはあなどれない。
なんかヘンだな、という肌感覚、動物的感覚みたいなものは、ときどきこうして作動する。
何がどうしたという理屈じゃない。
目の前の状況のその向こうに、ナニカシラが潜んでいる気がする。
やっぱりニンゲンは、動物なんだ。
と、こんなことに感心してる場合じゃなく。
急にロックダウンとか言い出した知事は、そんなら、この三日間の連休前に言えよと思う。
オリンピック絡みで、言えなかったのかという巷の噂は当たってるのか。
そのくらい、この三日間の連休の、人々の「一山越えた」感は、ヤバかった。
どうしてこうなるの、と思うくらいヤバかった。
アリーナで厳重な予防のもと行われたイベントより、地下アイドルのライブなんか、そりゃあもうヤバかった。
小さいライブハウスにぎゅうぎゅう詰めの観客、もちろんマスクなんかしてない、そこに、アイドルがダイブする。
こんな取材してるんなら、なんとか止めろよ、とテレビクルーに文句言いたいくらい。
そして一転。
ここ三週間が山です、なんて、また寝ぼけたこといってる。
どうしてこの国には、ここまではみんな踏ん張れ、がんばれって、毎日でも呼びかける「誰か」がいないんだろう。
そういうリーダーがいないんだろう。
ちゃんと国民に向かって、「今は、こういう状況で、これからこうしようとおもっています」とか。
「こんなにたくさん感染者がいますが、これはこうして対処します」とか。
たくさんやってよ。
日々やってよ。
記者会見じゃなく、「メッセージ」を私たちに向かって発信してよ。
いくらだって方法あるでしょ。
ああ、血圧上がるわあ。