投票率は下がった。
50パーセントを切った。
私が投票した人は落選して、がっくりした。
でも。
「希望」は残った。
政治は希望。
こんなこというと、バカにされそうだけど、政治に希望を持てないと、人の奥底の力が湧いてこない気がする。
姑息やウソばかり見ていると、どんどん力が抜けていく気がする。
そんなあ、政治と個人は違うよ、といわれそうだけど、そんなことない。
いやいや、政治だけじゃあない。
このところ露わになってきている、芸能系のことだってそうだ。
黒い霧がこの国の上のほうを覆っている。
その黒い霧は、だんだん下にいる人たちの呼吸を妨げる。
息苦しい。
みんながだんだんそう思うようになる。
黒い霧を晴らさないと、深い呼吸ができない。
人は呼吸で生きているのだ。
でも。
希望は残った。
そう思いたい。
パンドラの箱に最後に残ったのが「希望」。
人はこの希望を思うことで、生きられる。
窒息しそうになっても、希望を思えば、なんとか生きられる。
そうだよね?