せんだって。

親の介護保険のことで区役所に行った。

 

わからないことは、さっさと聞きに行く。

それが一番早い。

 

窓口で、順番を待ち、差し出された紙に記入する。

有効期間というか、そんなものが記載されていて、そこに。

R1とある。

 

R。Rってえと。そうか令和か。

 

前のやつにはH31とある。

そうだ、平成が令和になって、R1とH31はおんなじなんだな。

 

ただでさえ、ぼうとしてるアタマだ。

忙しいと、さらにこんがらかりやすいアタマでもある。

あるいは、ときとしてぷうぴいとヤカンのように沸騰しやすいアタマでもある。

 

落ちついて、落ち着いて。

自分に言い聞かせる。

 

そしてR1ではなく令和元年と記入する。係りの人の指ししめすように記入する。

ひええ、ますますむずかしい。

 

 

元号を否定はしない。

明治だとか、大正だとか、そして昭和だとか。

そこにいろんな思い入れがこもる。

 

日本ならではの美しいものだとも思う。

 

でも。

事務的なことには向かない。

 

Rなんて日常で見ることないもんなあ。

RっていったらR15とかR18の成人指定みたいなもんしかなじみがないもんなあ。

(あ、あった、あった。ヨーグルト)

 

平成になった時から、なんでも西暦で書いている。

そのほうが、簡単だ。

 

毎年一つずつ足していくだけ。

それだって、時として、今年は何年だっけになる。

サインをしていて2019が、2017になったりする。

 

そんなわけで。

老化しつつあるアタマに、元号変化がついていきません。

 

この先令和5年が西暦何年と聞かれても、ううううと固まってしまいそう。

 

 

しかしなあ。

この前まで2000って書いてたなあ。

いやいや。

1998ってサインしたことだって、ついこの前だったよなあ。

 

ああ。時は早い。

くそお。