録画してあった番組、でででと見て。
いやあ、おっさんずラブ、こりゃあヒットするわなあ。と感心し。
なんたって主役の田中圭くんの壊れっぷりがいい。
ぜんぜんハンサムじゃないとこがいい。
その顔が、時々ハッとするほどキレイに見えたり、軟体動物に見えたり。
役者ってのは、こうでなきゃ。
林遣都くんのキレイぶりは、もうホーリー、神聖なほどで、弱味にもなる、その「線の細さ」がこの場合、とてもいい。
吉田剛太郎さんにいたっては、もう底なし。
このかた、私の年代だとシェイクスピア俳優なのに、こんなに映像がハマるひとも珍しい。
舞台出身の役者は、どうも重たくて映像の「間」とか「軽さ」が似合わず、浮いてしまう人が多いのに、この人に死角はないなあと感心。
それにしても。
おかしすぎるでしょ、この話。
時々、ぷふふと吹き出しながら楽しみました。
ついで「ドキュメント72時間」。
今年のベスト10を一挙放送。てなことで。
二本ずつを、途中解説を入れながら。
三人の解説者の一人が吹石一恵さんで、あれ、なんだか痩せたなあ、福山さんとは家でどんな話してんだろうなあ、二人でどんな顔でむきあってるのかなあ、子供もいるからセキュリティーのことだけで神経使うだろうなあ、吹石さんてでも地味でいいなあ、いや地味目にしてないと福山ファンに何言われるかわかんないなあ、とか。
もう番組と関係ないことばかり考える。
一挙に見てると、番組の「行き着く先」というか「行き着きたい所」がいやでも見えてきて、途中リタイア。
やっぱり、このお正月のハイライトは「おっさんずラブ」でした。
制作者が、リスクを超えて、面白がって作っちゃった。そんな番組は、自由が感じられて気持ちがいい。
(それは「チコちゃん」とて同じ)
さあ、一人休日で充電したところで、今日からまた戦線復帰。
戦線なんてヒドイじゃない、とも思うけど、そんな気持ちはどうも否めませんなあ。
家庭は戦場、そんな感がしてまいりました新年幕開けであります。