あけましておめでとうございます。
昨夜は、番組へのメッセージありがとうございました。
上柳さんは、土曜日に起こしたぎっくり腰を抱えながらのお仕事。
本来なら、もうご自宅でゆっくり寝転んでいるはずの時間でした。
ご一緒してくださって、本当にありがたく、感謝いっぱいです。
番組後、スタジオで軽く乾杯などして、それから通りかかった新宿。
思えば、何も食べていないし、なんだかこのまま帰るのもサミシイ。
ということで、四人で、開いてた居酒屋に入りました。
そんな時でも、お客というのはいるもので、みんなあれこれの事情を抱えて、今そこにいるのでしょう。
小一時間ほど、おしゃべりをして。
サザンの「希望の轍」だけは聴きたいです。
というスタッフツヅラの言葉に、店を出ました。
部屋に戻り、テレビをつけると、まさにサザン。
サザンは絶対口パクしないし、きっと素晴らしいにちがいない。
という予想通り。
なんやかやと制限される中でも、自由度がありました。
音楽が本来持っている、その解き放たれたような自由に胸が熱くなりました。
ずいぶん前。
今はもう天国に行かれた方が、言われていたことを思いだしました。
渋谷にあったジァンジァンで客席にいたら、休憩の時、突然若い男が舞台に飛び出して、「僕らは今こういうバンドをやっています。ぜひ見に来てください!」と叫んだという。
その男性こそが、若き日の桑田佳祐だったそうで。
彼は、きっとその頃も今も、変わっていないのでしょう。
何のために、誰のために唄うのか。
昨日はこのことを思いました。
もしかしたら、たった一人のために唄っているのかもしれない。
大義とか役割りとか、そんなものではなく、誰かたった一人のために唄いたい。
そういうことかもしれないなあと思いました。
その「たった一人」に唄う歌が、他の一人ずつに届けばいいなあ、届けたいなあと思いました。
というわけで。
今年も、こつこつと唄ってまいります。
皆さま、どうかよろしくおつきあいくださいませ。