私自身も失敗が多い。

失敗だらけといってもいい。

 

 

なので、よけい気になる。

 

 

昨年の紅白歌合戦での14番目の人。

 

三山さんの歌に合わせ、ギネス更新をかけての「けん玉」。

 

 

 

歌い手であるにもかかわらず、紅白をちょこっとしか見なかった。

でもそのちょこっとが、ちょうどこの場面で。

 

 

あ。落とした。

 

本人もまわりも呆然としているのがわかる。

 

 

それからは、もうこの14番目の人のことが気になって気になって。

 

 

この人はもしかしたら私じゃないかと思ってしまったり。

いやいや、そんなこと思っちゃいかんと思ったり。

 

 

なんたって、昔ポプコンの関東甲信越大会で、サンプラザの舞台で歌詞忘れて立ち尽くしたニンゲンだ。

 

14番目の人が他人に思えなくても当然。

 

 

「気にすることないよ」とか。

「お祭りだからさあ」とか。

 

きっと、みんなが一生懸命励ましたんだろう。

 

 

でも、本人のどうしようもなさは消えない。

きっと一生消えない。

 

 

たとえ、これを逆手にとって「おれはあの14番目の男だ」といっても、消えない傷は残る。

 

 

 

 

だから。

こういう演出やめたほうがいいんじゃないかなあと思うのであります。

 

けん玉選手権とかなんとかならまだしも、国民的番組で多くの人が見てるようなもので、こういうのやめてほしいなあと思うのであります。

 

 

誰かが傷ついたりする場面がありえるものは、心臓に悪い。

 

年の瀬に後味が悪い。

 

 

それに。

 

けん玉ばかり気になって、肝心の三山さんの歌がわかんなくなっちゃいました。

 

 

 

 

ということで。

これから宇都宮へ。

 

今日も寒うう。