昨日は、朝から母親の病院。
担当の女医さんが親身なかたで、いろいろとお話をする。
「うまくフェイドアウトするってありですか」
と、母親が隣にいるけど、おそらくフェイドアウトがわからんだろうと思って、医師に聞く。
「ありますよ、そういうかたいらっしゃいますよ」
それまで、人がだんだんに弱って死んでいく過程のことを聞いて、気持ちがめげていた。
そんな苦しい思いをさせたくない、そう思って聞いたのだった。
フェイドアウト。
なんだろなあ、これって。
そして、夜。
ずいぶんと久しぶりのシャンソニエライブ。
たくさんのお客さまに来ていただく。
もしかしたら。シャンソンを聞きに来てくださったお客さまもいらっしゃるのではないか。
ふだん、ごった煮のように唄っているので、そういったことに突然気づく。
というか。
私はやはりシャンソン歌手ではないのだなあ、と気づく。
オリジナル曲も含めて、どの国のどの歌でも良い、誰の歌でも良い。
自分の身から発せられているという思いが重なる歌なら何でもよい。
自分の身から。
自分の言葉のように。
生きること、生きていること、生活すること。
そういう日々の旅を重ねれば重ねるほど、歌と自分が一体となりたいと思う。
唄うことで救われたいと思う。
お客さまが、そういう歌を聴くことで、また救われる思いをしてくだされば良い。
そんな夢を持つ。
唄った翌日は、自分がキライになる。
なぜか、キライになる。
へんなの。
でも、これからも唄っていきます。
もしよければ、またおこしください。
ちょっと寝過ごしました。
あわてています。
もう出かけねば。
とりとめない文章ですみません。