なんたって数字が苦手だ。
なのでお金のことも、できれば避けたまま、生きていきたい。
とりあえずなんとか生きていけるだけあれば、まあいい。
なんて思ってるニンゲンなので投資とか保険とかナンダカンダは、もう耳が遠くなってしまう。
でも。
確定申告が現れた。
自分のではなく、親のだ。
一昨年までは父親がしっかりとやっていたのだが。
去年あたりから難しくなった。
あくまでも自力で成し遂げたいと思う昭和ヒトケタの男だが、それはもういいでしょう。
と、プライドを傷つけないよう、やんわりと私に業務移行した。
そうはいっても、なんてったって数字が苦手。
説明書も苦手。
去年に引き続き、今年も悪戦苦闘。
ただ、こうしたものは、一息にやってしまわないとダメだとはわかっている。
ひたすら集中して数時間。
山のような医療費を計算して。
(でも山のようでも、控除は10万なんだなあ)
その領収書をみるたび、ほとんどこれらに付き添っていたんだと、なんだかグッと一年の疲れが出てきたり。
そんなこんなで。
やっと終了。
年金の確定申告なんて、一番簡単なものだろう。
それでこの始末。
ああ、歌い手で良かった。
って、安堵してる場合じゃない。
できないことが多すぎる。
どうするんだ、老後。
うむ。
婚活でもするか。