夜、寝る前。

 

ぼうとしてケーブルテレビをつけると。

 

その昔大ヒットした「愛しているといってくれ」。

 

 

おお。

 

常盤さんもトヨエツ氏も若い。

 

 

常盤さんは今も美しいので、何がどう違うのか観察する。

 

 

まずフォルムが丸い。

 

それがあどけなさになる。

 

 

 

手とか腕とか足とか。

 

線がまあるい。なだらか。

 

 

これが「若さ」ってことなんだなあ。

 

 

 

そしてもう一つ。

 

つけまつげをしていない。

 

 

なので、目の表情がダイレクトになって、純愛なドラマにはしっくりくる。

 

 

 

 

このところ、つけまつげはもう必須アイテムのようになっていて、下手すると時代劇でもバサバサしていたりする。

 

まつ毛はきっと本来「おくゆかしい」ものなんだろうな。

 

 

「まつ毛の先が震えて」なんていう表現は、つけまつげじゃあ成立しないもの。

 

 

 

私もいつしか「つけまつげ」で唄っている。

 

 

最近で例外だったのが、新曲のジャケット写真。

 

このブログの写真でもあるので、ご覧いただくとわかるが。

 

 

デザイナーのかたの希望で、「化粧を薄く、つけまつげ無し」というコンセプト。

 

 

ええ、だいじょうぶか、とびびったけど、そこはそこ。

 

 

一流デザイナーの凄腕で、なんとかサマになった。

 

 

 

 

 

そうそう、それで「愛しているといってくれ」だけど。

 

公衆電話が活躍してる。

 

 

喫茶店で待ち合わせをして、行けないからとの連絡に公衆電話が出てくる。

 

お店の人が「ナニナニさま、いらっしゃいますか。お電話が入っております」

 

 

ああ、こんな場面、昔いくらでもあったなあ。

 

4階建ての喫茶店の、1階と4階にいたために、結局会えずじまい、なんてことだってままあった。

 

そんな時代だもの。

 

 

 

 

昭和は遠くなりにけり。

 

 

なんて感慨にふけってる場合じゃないとベッドに入ったのだけど。

 

今夜もまた見ちゃうな、きっと。

 

 

 

いや、その前にCSテレビで生放送に出演だ。

 

 

いや、その前に、実家に行って洗濯してこなきゃ。

 

 

 

 

よいさ。っと。