先月に引き続き五木さんの番組「人生、歌がある」の収録。
スタジオは、昔「砧(きぬた)スタジオ」といわれ、今はTMC(東京メディアセンター)という名前になっているところ。
同時にいろんな番組が収録されている。
たくさんの楽屋には、それぞれの名前が貼りだされ、それが好きな俳優さんだったりすると、ドキドキする。
好きな芸人さんもうれしい。
やっぱりわくわくする。
ところが、昨日の五木さんの番組には、なんとオール巨人さんが出演された。
「やすきよ」なきあと、巨人阪神の漫才が最高だと思っている私としては、ヤッタねな感じ。
これまで一回チラッとご一緒していて、その時のことを巨人さんは覚えてくださっていた。
「その時クミコさんにいわれたことがうれしくて」とおっしゃる。
巨人阪神の何がおもろいのか きっと興奮しつつ語ってしまったのだなあ。
ああ、恥ずかしい。
なのに昨日はさらに。
「うちの母など、あの番組(生活笑百科)で、ツマラナイ漫才だとすぐチャンネル変えちゃうんですよ、巨人阪神さんに出てもらわないと困ります」
事実、母親には漫才の好みがあるらしく、若手もベテランも関係ないらしい。
ちなみに、若手のお気にいりは、ふたりとも毛の薄いコンビの人(なんてったっけなあ)と、ちょっと北関東なまりのあるオッサンみたいな二人(なんてったっけなあ)。
そしてオール巨人阪神。
巨人さんはまたうれしそうにしてくださる。
その大きなカラダの横にちょこんと並んで、一緒の写真まで撮ってくださった。
そして。五木さんのお誘いということで唄われた、巨人さんの歌のうまいこと。
最後にお二人のデュエットでの「悲しい色やね」は絶品だった。
関西弁の歌は、関西弁の素養がないと、なんとなくニュアンスがつかめない。
笠置シヅ子さんの歌を唄いながら、いつもそのあたりの限界を感じる私は、お二人の歌に小さく口ずさんだ。
「泣いたらあかん 泣いたら・・・」
ええ歌や。
ほんま。
ええ歌や。
あ。これからTFM(東京FM)で生放送です。
10時台だそうです。
顔洗わんと。