東京FMで松本さんの特別番組を収録。



私がインタビューというか、対談というか、そんな感じでの一時間。



それを終え、ビルボードライブ東京へ。




「風のことだま」というタイトルでの公演。



横笛奏者の藤舎貴生(とうしゃきしょう)さんがプロデュースされた舞台で、若村麻由美さんの朗読、村治佳織さんのギターで「松本隆」の言葉を紡ぐ。






ライブハウスで音楽以外のものをやる。というのがこの頃よくある。






先だっては青山のマンダラで芝居を見た。

友人の中村まり子さんが、マンダラ側から相談を受けたという。

こういう場所で何か良い芝居はありませんかと。

で、彼女はそれから毎月一回、ギィ・フォワシィの芝居にかかわっている。





なるほどそういう時代になってるのか。




とはいえ、ビルボードでの朗読というのはオモシロイ。





すみっこのスタッフ席で、一時間半。




これまでの松本さんの詞が、違う風景で現れるのに飽きることがない。





若村さんと村治さんの力量だ。



そして、今回、藤舎さんの笛をはじめて聴いた。





これが、日本の笛なのだ。



笛一本で紡ぎだされる世界の、なんとまあ深いこと。



伝統芸能とはこういうものなのだなあ。






「彼は、ゆくゆくは人間国宝だよ」と松本さんが言っていたことに深く納得。





で。


最後に飛び入りの形で「WOMAN」を村治さんのギターで唄うことに。



若村さんに、新曲の宣伝までしていただく。






とまあ、松本デーの一日。





打ち上げにお誘いいただくも、すっかりヨレヨレの私は失礼して帰路へ。






というのも、今日はこれから山田耕筰作品のコンサートに。





なんとまあ、うれしいことに島建さんのピアノで「荒城の月」を唄うのです。




さあ、栄養ドリンク飲んでがんばりましょ。




よいしょ、っと。