横浜のホテルニューグランドで唄う。




横浜は、ヨコハマだなあ。



ここへ来ると、東京とはまったく違う匂いがする。





シャンソンを唄う、という企画なのに「別れのブルース」を唄う。



窓を開ければ 港が見える

メリケン波止場の灯が見える






ホテルの窓からは、まさにその風景。






帰り道、波止場食堂と書かれた建物を通った。




波止場。



なんともいえない響き。








切ない出会いと別れが、その湿気が、この言葉だけで伝わる。


そして、もう今はない時代の風も。







若き日の小林旭、アキラが意味なくギター背負って立っていそうな。

若きマーロン・ブランドも、仁王立ちしていそうな。









海にいると、だんだん元気がなくなる。


だんだん疲れてくる。


目から入る紫外線のせいか。


(海辺で取材を受けると、途中から何言ってんだかわからなくなる)





生き物は、みな海から生まれたということであれば。


あるいは、海にどんどん吸収されていくってことか。











さて。


昨日お越しくださったお客さま。


どこでコンサートがあるかわかりません、とおっしゃるかたもいらして。




ネットで検索。

なんてことが万全ではないと思い知る。





そりゃそうだ、パソコン時代になったのはここ15年くらい。




ネット検索ができないからといって、肩身を狭くすることもない。







もしなにやらお知りになりたいことでもあれば、ぜひお電話ください。



スタッフヤマザキが、名刺を差し出す。








ということで。



遠方からも来てくださった皆さま、ありがとうございました。





この蒸し暑さ、お疲れが出ませんよう。