両親の家で洗濯をしているといつも思う。



なんとまあ重いことか。




これは大半が父親の下着のせいだ。



昔ながらの綿製品ばかり。



これが重い。






ヒートテックとか、クールテックとか、化学製品はみんな軽い。


軽くて乾きやすい。




そういうものに慣れたものには、綿下着はこたえる。





冬になると、上下で4枚。



こんなに重ねるなら、ヒートテックがあるよと思うけど、そうもいかない。



昔のニンゲンの意識を変えるのに疲弊するくらいなら、重くてもそのままで良い。



(この戦いほど、無益で疲れるものはない)





ひいこらいいながら干していると、もっと昔の人たちを思う。




洗濯板一枚で、家族中の洗濯をするのだ。





その苦労は、ちょっと想像しただけでわかる。



女はみんな、こんな苦労をしてきたんだなあ。





一事が万事。


食事だって、掃除だって。




みんな人力。




もし、一日、それをやってみたら、おそらく次の日、起き上がれないだろうなあと思う。





それに比べれば、なんのその。


と、思う。




夏になれば、ちょっとは楽になるだろう。


と、思う。






でも、くそお、と思う。



疲れてくると、全部捨てたくなる。





まだまだニンゲン、できておりませぬ。










さて、今日はキャンペーンですな。



東京の西のほうへ。


ほんとだったら、遊びに行く場所。


ま、イオンの中でも歩きましょ。